買ってから後悔しないベッドの選び方

一人暮しを始める方、あるいは結婚される予定の方など、これから新しい生活を始める方にとって寝床であるベッド選びはとても重要なことです。

近頃のマンションはフローリングが主で畳部屋がないのが現状ですから、ベッドの購入は必ず行わなければなりません。

昔のように、使っている布団をそのまま持ち込んで使用することはできません。
フローリングに直に布団を敷けば湿気がこもり、カビの発生につながるからです。

こちらのページでは、これから新しい生活を始める人のために、どのような点に注意してベッドを選べばいいか解説させていただきます。

ベッドの組み立ては簡単か?

近頃のベッドはほとんどといっていいほど組み立て式で、ユーザー自らが部屋の中で部材を組み立ててベッドを完成させる仕様です。

そこでポイントとなるのは、ベッドの組み立て構造です。
簡単に組み立てられるか、それとも1時間くらいかかってしまうのかということです。

5分や10分で組み立てが完了するなら問題ないのですが、1時間もかかる場合は考えものです。
なぜなら、入居した以上、いずれ引っ越すときもくるでしょう。

その時ベッドを分解し、運び出し、そして再び新居先で組み立てる。
そういうことを考えると、ベッドの分解・組み立ては、短時間で済む方がいいのは当然です。

それゆえ、これから新しいベッドを購入しようとお考えの方は、ベッドの組み立て仕様についても注意してみる必要があります。

ベッドフレームは軽いか?

ベッドフレームが軽いと、引っ越しのときの搬出がラクになるというメリットがありますが、もうひとつ、ベッド下のお掃除にも大きく関係してきます。

ベッド下はホコリが溜まりやすい場所で、放っておけばホコリでいっぱいになります。
ベッド周りは清潔にしておく必要があり、寝ているときにエアコンの風などで舞い上がったホコリを吸う可能性もあります。

そうならないためにこまめに掃除する必要があるのですが、ベッドが重いとそう簡単に移動もできず、手近のホコリの処理だけで終始してしまいがちです。

お掃除ロボットという方法もありますが、隅っこのホコリまでは取り除いてはくれません。

つまりベッド下をきれいに掃除するためには、ベッドの移動がラクな軽いものがいいということになります。

ベッドを選ぶときのもう一つのポイントは、ベッドフレームが軽いという条件も入れておいた方がいいでしょう。

そのベッドは頑丈か?

ベッドを使っていくうちに出る悩みといえばきしみ音です。
経年による劣化か、あるいはネジの緩みが原因で、キシキシと寝返りをうつたびに音が出てきます。

ベッドのきしみ音はある意味仕方のないことで、どんな頑丈なベッドであっても経年による劣化できしみ音は出てきます。

しかし購入して1年もたたないうちに出てくるようでは話になりません。
そこでベッド購入の前にはその頑丈性を確認する必要があります。
その目安となるのが耐荷重とベッド脚の本数です。

耐荷重とは、重さに耐えられる力ということで、これが大きいと頑丈なベッドといえます。
そしてベッドの脚数にも注目してください。

通常のベッドは4本脚のため、どうしても脚のないベッド中央に負荷がかかります。
しかし中央部分にも脚が付いていると、重みは脚に均等にかかるため中央部への負荷が軽くなり、頑丈なベッドになるわけです。

ベッドを長く使うため、ベッドは頑丈性がわかる耐荷重表記のあるベッドか、6本脚以上のベッドを選ぶのが賢明でしょう。

ベッドの寝心地はマットレス次第!

これまで述べてきたベッドを選ぶ条件は、すべてベッドフレームに関してのことです。
しかしこのベッドフレームですが、一番の目的である『寝心地』には全く関係ありません。

つまりどんなフレームであろうが、寝心地を左右するのはマットレスだということです。
マットレスは大きく分けて、ウレタンマットレス、ボンネルコイルマットレス、ポケットコイルマットレスとがあります。

この中でどれが一番いいかというと、それは全くわかりません。

なぜならマットレスは、人の体形や体重、持病(肩こり・腰痛)に合わせて選ぶのがよく、実際に寝てみないことにはその人に合ったマットレスは、本当のところよく分からないのです。

それゆえ、マットレス選びに関しての記述は、ここでは控えさせていただきます。

自分に合ったマットレスを見つけたければ、寝具屋さんで実際に横にならせてもらうのが一番の方法です。

まとめ

ベッド選びはいろいろな視点から考えることができます。
サイズやデザイン、そして機能面などに視点をあてて選ぶ方法もありますが、このページで紹介したように、買った後に起こる出来事を考慮して選ぶ方法もあります。

どちらの選び方を取るかは人それぞれです。
皆さんの参考になれば幸いです。

なお以下に、このページで紹介した『組み立て簡単』『軽量』『頑丈』の三拍子そろったベッドを最後にご紹介させていただきます。

分割式マットレスベッド


床板が二つに分割できるベッド 22,941円~(税・送料込)

組み立てベッドの中で、一番組み立てが簡単なベッドがこのマットレスベッドです。
脚を床板にねじ込むだけで完了し、あとはベッド二つを並べるだけ。

脚が8本ついているから頑丈で、ベッドが分割できるからひとつひとつが軽くそれゆえ移動のときもラクでお掃除も素早くこなせます。

これほど組み立て分解がラクなベッドだから、次の引っ越しのときもラクにこなせます。

マットレスは、ボンネルコイルとポケットコイルの二つから選択でき、ご希望とあればそれをカバーする専用敷きパッドもセットで販売されています。

家族みんなで寝れるベッド


家族みんなで眠れる大型マットレスベッド『エラムス』42,600円~(税・送料込)

こちらのタイプも同じように分割できるマットレスベッドです。
もちろん組み立て分解簡単で、移動もラクラク!
だからお掃除やサイドの引っ越しのときの搬入・搬出もラクラクこなせます。

違いはクイーンサイズからの販売で、これは将来家族が増えた時のときを考えて、皆が一緒に寝れるよう配慮したもの。
お部屋が広く、寝室に余裕がある人にはこのタイプのマットレスベッドがおすすめです。

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