頑丈ベッドの選び方とおすすめベッド3選!

ベッドフレームを選ぶ際、一番重要なことは頑丈なことです。
ベッドには、引き出し付きのベッドや通気性のいいすのこベッドなど、様々なベッドが販売されていますが、購入前に確認することは、そのベッドが頑丈かどうかです。

どんなにスタイリッシュで見た目がかっこよく、また機能的に優れていてもすぐ壊れてしまうようでは本末転倒です。

寝た時には全体重がベッドにかかり、寝返りをすればさらに加重されますから、ベッドへの負荷は相当なものです。
ですから、経年とともにベッドが傷むのは致し方ないことです。

しかしベッドは出来るだけ長く使いたいもの。
やはりベッドは頑丈でなければなりません。

このページでは頑丈なベッドを選ぶ際、何を目安にすればいいかを解説させていただき、最後におすすめの頑丈ベッドをご紹介します。

耐荷重表記のあるベッドはすべて頑丈か?

頑丈なベッドを選ぶ際、目安となるのが耐荷重です。
ベッドの耐荷重とは、これだけの重さに耐えられますよという意味ですが、その数値を少しでも超えると壊れるというものではなく、多少の余裕をもって記載されているのが実情です。

シングルベッドやセミダブルベッドの場合、耐荷重が100㎏~120㎏のものが多いのですが、自分の体重がこれ以下だと思って安心して購入してはいけません。

なぜなら、ベッドにかかる重さは体重だけではなく、マットレス、掛布団もあるからです。
マットレスの重さは約20㎏、掛布団は5㎏だとすると、耐荷重100㎏のベッドの場合体重75㎏までとなります。

体重80㎏の人の場合は荷重超過になり、危なっかしくて寝ていられません。
もう少し耐荷重に余裕のあるベッドを選ぶ必要があります。

なかには耐荷重表記がないベッドが通販で売られていますが、これなどは論外です。
買うに値しません。
耐荷重表記のないベッドは避けた方がいいでしょう。

しかし耐荷重表記のあるベッドはすべて頑丈かというと、そうでもありません。
実は耐荷重の定義は実に曖昧なのです。

耐荷重の定義に問題あり!

耐荷重の定義に関しては、問題があります。
通販で売られているほとんどのベッドの場合、静止荷重を耐荷重と表記して販売しているのが多いように見受けられます。

荷重には、静荷重と動荷重があり、静止状態で耐えられる重さを静荷重、動いた状態で耐えられる重さを動荷重といいますが、ベッドの場合寝返りでの加重も考慮に入れなければならないため、動荷重での数値が必要なわけです。

しかしほとんどのベッドの場合、静耐荷重値を耐荷重として表記している場合が多く、額面通りの耐荷重があるかわからないのです。

それゆえ、耐荷重表記に関しては、慎重に見なければなりません。

しかしそんな中にも、静止荷重と耐荷重を明確に分けて表記しているベッドもあります。
選ぶとしたらこういうベッドを選ぶべきでしょう。

本当に頑丈なベッドは耐荷重の定義を明確にしている

通販で売られているベッドには、耐荷重表記の定義を明確に謳っているものがあります。
こういうベッドなら信用に値するといえますね。

そのベッドは、静止荷重の半分の値を耐荷重と定義しているのです。
つまり耐荷重600㎏としたら、静止荷重は1200㎏ということで、1.2トンの重さに耐えられるということです。
ここまで耐えられたら頑丈なベッドと認めざるを得ません。

以下の画像は、耐荷重の定義を明確にしたベッドに掲載されていた表示です。

この論理から行きますと、静荷重の半分の値が本当の耐荷重の値ということになり、ベッドの一般的な耐荷重表記は静荷重ということを考えますと、ほとんどのベッドの耐荷重は100㎏以下ということになるのです。

頑丈性に自信のあるベッドは、このように耐荷重の定義を明確にし、しかも誰もが頑丈と認めざるを得ないほどの耐荷重値を持っているのです。

間違いのない頑丈なベッドを選ぶためには、こういった点に注意して選ぶ必要があるのです。

まとめ

頑丈ベッドの選び方について縷々述べてまいりました。
ご参考になられたでしょうか。

ネットで売られているベッドを見ているうちに、耐荷重表記があるものとないものとに気づき、さらに耐荷重の定義についても曖昧さを感じました。

頑丈なベッドというテーマで調べていくうち、耐荷重の定義を明確に謳い、誰もが認めざるを得ないほどの耐荷重値をもったベッドこそ、頑丈なベッドだということがわかりました。

ご理解いただけたでしょうか
皆様のベッド選びのご参考になれば幸いです。

なお、以下に私がピックアップした頑丈なベッドを紹介します。
よろしければご覧ください。

耐荷重600㎏の引出し付きベッド『ヘラクレス』


耐荷重600㎏、静荷重1200㎏の頑丈ベッド 54,344円(税込)~

耐荷重は、静荷重値の半分と定義したベッド『ヘラクレス』。
国内機関にて、JIS規格に準じた床面中央部への30分垂直荷重試験において、1.2トンをクリア!

耐荷重600㎏の引出し付きベッド『ライノ』


耐荷重600㎏、静荷重1200㎏の頑丈ベッド 50,261円(税込)~

同じく耐荷重は、静荷重値の半分と定義したベッド『ライノ』。
国内機関にて、JIS規格に準じた床面中央部への30分垂直荷重試験において、1.2トンをクリア!

耐荷重600㎏のすのこベッド『スフォルツァ』


耐荷重600㎏の頑丈すのこベッド 35,770円(税込)~

耐荷重の定義は明確にしていないものの、たとえこの値が静荷重だったとしても、耐荷重は半分の300㎏になります。

他の耐荷重100㎏クラスのベッドに比べ頑丈なベッドといえます。

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