小指につけるリングをピンキーリングといいます。
このピンキーリングをエタニティリングにするとしたら、いったいどういう点に気をつけて選ばなければならないでしょうか?
まず小指につけるリングということで、着けたときに起こりうる状況について考えなければなりません。
物に当たりやすい
小指に着けるピンキーリングは手の一番外側に位置するため、物との接触が非常に多いことをまず認識しなければなりません。
たとえばテーブルに座って手を置いたとき、真っ先にテーブルに触れるのは小指側です。
この小指にエタニティリングがついていたらどうでしょう。
リングとテーブルとの摩擦が起こります。
一度ぐらいなら傷という傷は残りませんが、これが繰り返されると間違いなく傷が残ります。
また大きな衝撃など加わりますとダイヤが欠けることだって考えられます。
それに、接触部にダイヤを留めている爪があったとしたらどうでしょう。
爪は次第に緩みいずれダイヤが外れてしまうことになります。
このように、ピンキーリングというのは物に接触する機会が多いリングと認識することが重要で、それを考慮しての選択を試みなければなりません。
爪が引っかかりやすい
物との接触が多いピンキーリングにエタニティリングを選んだ場合、次に困るのは爪の引っかかりです。
手の一番外側に着けていますから、衣服などを触った場合ダイヤモンドを留めている爪がその衣類の繊維に引っかかる可能性が高いのです。
もちろんピンキーでなくても、中指や薬指に着けた場合でも引っかかりはあるのですが、小指の場合はその引っ掛かりの機会が多いのです。
一度の引っかかりは2度、3度とつながり、いずれは爪の緩みになってダイヤが外れることも考えられます。
つまりピンキーリングは物との接触が多いゆえ、爪による引っかかりも多いことを認識しておかなければなりません。
爪留めエタニティリングはふさわしくない
以上の考察から、ピンキーリングにするエタニティリングには爪留めのものはふさわしくないといえます。
小指に着けたエタニティリングは物と接触する機会が多いため、ダイヤを留めてある爪を傷つけるばかりかそれを緩ませ、ダイヤの落下を招きかねないといえます。
それゆえエタニティリングをピンキーにするには、フチありのものにすることが無難といえます。
ダイヤをガードしたフチありエタニティリング
フチありエタニティリングとは、爪で留められたダイヤの両サイドを地金で囲ったデザインのエタニティリングで、これにより爪の引っかかりを少なくしています。
またこのフチがダイヤをしっかりと固定し、ちょっとの衝撃ではびくともしないように形成されています。
接触が多いピンキーリングの環境にはもってこいのエタニティリングといえ、ピンキーリングに使うならこのフチありのエタニティリングがふさわしいといえます。
以下にピンキーリングにふさわしいエタニティリングをご紹介します。
まとめ
ピンキーリングにするエタニティリングの選び方を解説しました。
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