空手稽古応用編 コンビネーション⑧

空手応用練習 コンビネーション第8弾です。

それでは練習内容をご説明します。

相手が中段右回し蹴りを放ったと想定し、それを左膝ブロック。

ブロックした足を降ろしながらワンツーパンチを放ち、すかさず右中段回し蹴り。

そして蹴り足の右を着地させると同時に重心を移し、左上段回し蹴りでフィニッシュ。

それでは連写真を使って説明させて頂きます。

膝ブロック、ワンツー、中段回し蹴り、上段回し蹴り

まずは半身の組手構えから

相手が中段回し蹴りを放ったと想定し、左膝ブロック

膝ブロックを降ろしながら上段へのワンツーパンチ

左ストレート(左足はまだ着地していない)

右ストレート(右の蹴りがスタートしている)

相手の注意を上段にひきつけ、
右ストレートを引きながら右中段回し蹴り

右足を着地させ、すばやく重心を移動し、今度は左上段回し蹴り

ポイントは、ながらで行うこと。

上の写真でもおわかりのように、左ストレートを放った時、左足はまだ着地していません。

そして右ストレートを放っているときは、すでに右回し蹴りがスタートしています。

つまりブロックしながらパンチで攻撃し、パンチを放ちながら蹴りをスタートさせる。

こうすることで、相手に息つく暇を与えずに攻撃を仕掛けることができるわけです。

そしてもうひとつは、上段、中段への攻撃の使い分けです。

パンチで上段へと注意を惹きつけ、中段への右回し蹴り。

右回し蹴りで中段へと注意を惹きつけ、上段への左回し蹴り。

こういうふうに上段、中段と使い分けることで相手を翻弄する目的がこのコンビネーションにあるのです。

今回は膝ブロックからワンツーパンチ、中段、上段回し蹴りとつなげるコンビネーションでした。

参考になりましたでしょうか。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

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