ダイヤ7~11石のラインネックレスが美しい理由

一粒ダイヤネックレスと並んで人気のラインネックレス。

シンプルで嫌味のないデザインは、時代と世代を超えて身に付けられるネックレスのひとつと言えましょう。

デザインは、ダイヤが横に並んで配置されたシンプルなものですが、並べるダイヤの数によってその様相は異なってきます。

少ないものではダイヤが5石、多いものではダイヤが20石以上あるラインネックレスまであります。

選ぶのは個人の好みによるところが大きいのですが、できれば美しく、エレガントな雰囲気を醸し出すラインネックレスを選びたいものです。

このページでは、何石のダイヤであればラインネックレスが美しく、エレガントな様相を表現できるのか、考えてみたいと思います。

エレガントさはグラデーション次第


均一

グラデーション

大きさが均一のダイヤが並べられたものと、段階的に小さくしていくグラデーションのものとを比べた場合、どちらのラインネックレスにエレガントさを感じるでしょうか?

私なら後者のグラデーションが施されたラインネックレスです。

均一のダイヤが横に並んだだけでは味気なく、芸のない単調なダイヤネックレスに映ります。

しかしグラデーション化されたセッティングならネックレスにアクセントが生まれ、そこに優雅な装いを感じさせます。

それゆえ美しいラインネックレスを選ぶとしたら、グラデーション化された方にするほうがベターといえます。

しかしグラデーションといっても様々で、そこには使われているダイヤ数が関係してきます。

ダイヤ数の多いラインネックレスはグラデーション力が弱い

まずは下の写真をご覧ください。

これらは0.3ctのダイヤラインネックレスを装着したモデルさんの写真ですが、身に着けているラインネックレスのダイヤの数がそれぞれ異なります。


5石

7石

9石

11石

13石

15石

17石

25石

これらはすべてグラデーションが施されたラインネックレスですが、何か気付かれたことはないですか?

そうです。
ダイヤ数が7石~11石のラインネックレスはグラデーションが顕著に表れていますが、13石以上のラインネックレスになりますとグラデーションの効果がはっきりしないのです。

しかし当然といえば当然なのです。

グラデーションは、中央の一番大きなダイヤと一番端にあるダイヤとの大きさの落差によって度合いが変わってきます。

ダイヤの数が多くなるということは中央のダイヤが小粒となり、一番端のダイヤとの大きさの差はほとんどなくなりますから、グラデーション効果が弱くなるのです。

つまりダイヤの数とグラデーション効果は反比例の関係にあり、優雅で美しいラインネックレスを選ぼうと思ったら、多すぎるダイヤ数のラインネックレスは外した方がいいのです。

私としては、7石~11石のラインネックレスが一番グラデーション効果がはっきり現れ美しく見えるのですが、皆さんはいかがでしょうか。

グラデーションにも強弱がある

まずは下の写真をご覧ください。

これらは0.5ct 11石のダイヤラインネックレスです。
どちらもグラデーションが施されていますが、その度合いが異なります。


グラデーション弱

グラデーション強

さて皆さんは、どちらが優雅で美しく見えるでしょうか。

私ならグラデーション強の方です。

同じ0.5ctのダイヤなのに、グラデーション強の方がダイヤのボリュームがあるように見え、ネックレスの存在感を見事にアピールしています。

これは、中央の一番大きなダイヤと一番端のダイヤとの大きさの落差があるためグラデーションがはっきりし、それによってネックレス全体の存在感も顕著に表れるのです。

このようにグラデーションといってもラインネックレスによってその度合いが異なりますから、優雅で美しいものを好むならグラデーション度合いの強いものにすることです。

まとめ

ダイヤ7~11石のラインネックレスが美しい理由をまとめました。

いかがだったでしょうか。

参考になりましたでしょうか。

最後に、0.5ctのダイヤ11石で、グラデーションの度合いが高いラインネックレスを紹介してこのページを閉じたいと思います。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

美しいダイヤ11石のグラデーションラインネックレス

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