エタニティリングは最早ファッションリング

ダイヤが整然と並べてセッティングされたリング、エタニティリング。

エタニティとは永遠を意味することから、婚約指輪や結婚指輪として認知されがちですが、さにあらず。

既婚・未婚問わず、幅広い年齢層で人気のあるファッションリングとして認知されています。

そしてこのエタニティリングの特徴はロングセラー商品であるということ。

名前こそ違えど、今から30年以上も前から一文字リングとして販売されており、セッティングされたダイヤ数はエタニティリングには及びませんが、ダイヤが7~8粒真一文字に配列されたリングが一文字リングとして販売されていました。

このようにエタニティリングは昔から人気のあるデザインで、それはつまり飽きのこないデザインであることを意味しています。

飽きがこないということはいつの時代になってもできるということ。

流行に左右されないということ。

それがエタニティリングの特徴です。

そんな飽きのこないリングですから、ファッションリングとして認知されるのもむしろ当然かもしれません。

ファッションリングにするエタニティリングの条件

ただしエタニティリングだからといって、何でもかんでもファッションリングとして使えるかというと難しい問題があります。

その問題とは、ダイヤのカラット数です。

カラット数があまりにも大きいとリング自体が仰々しくなり、ファッションリングとしての域を出てしまうのです。

ではどのくらい仰々しくなるか実際に見てみましょう。

0.1ct~1.0ctエタニティリング比較

以下に0.1~1.0ctまでのエタニティリングの装着写真を掲載しました。

エタニティリングのボリュームを比べ安くするため、装填されているダイヤ数は10粒で統一しました。


0.1ct(ダイヤ10石)

0.2ct(ダイヤ10石)

0.3ct(ダイヤ10石)

0.5ct(ダイヤ10石)

0.7ct(ダイヤ10石)

1.0ct(ダイヤ10石)

いかがでしょう。

どの程度のカラット数ならファッションリングとして認めることができるでしょうか。

人によって意見の分かれるところですが、私なら0.5ctあたりが限界ではないかと思います。

それ以上、つまり0.7~1.0ctのエタニティリングとなるとファッションリングとしての域を出てしまい、ブライダルの域に達してしまうんではないかと危惧します。

まあ、ファッションリングの域という定義などはありませんので、人それぞれの主観によって見方も変わってきます。

それゆえ自分でカラット数が大きくてもファッションリングとして成立すると思われればそれでいいと思います。

ただ、「カラット数が大きいエタニティリングをしたい、でもボリュームがありすぎてファッションリングに見えないから着けるのに気が引ける」と思われた方は、ダイヤの数を増やしたものにすればいいと思います。

ボリュームが多少加減されてファッションリングとして着けられるかもしれません。

以下に、ダイヤ数を12~21ピースにしたエタニティリング0.1~1.0ctまでの装着写真を掲載します。

参考にしてください。

ダイヤ数12~21のエタニティリング0.1~1.0ct


0.1ct(ダイヤ15石)

0.2ct(ダイヤ14石)

0.2ct(ダイヤ16石)

0.3ct(ダイヤ15石)

0.5ct(ダイヤ15石)

0.5ct(ダイヤ17石)

0.5ct(ダイヤ20石)

0.7ct(ダイヤ13石)

0.7ct(ダイヤ19石)

0.7ct(ダイヤ21石)

1.0ct(ダイヤ12石)

1.0ct(ダイヤ13石)

1.0ct(ダイヤ18石)

1.0ct(ダイヤ20石)

いかがでしょう。

0.7~1.0ctのエタニティリングであっても、装填されたダイヤ数を増やせばボリュームが減り、ファッションリングとしても成立するのではないでしょうか。

まとめ

エタニティリングはブライダルリングではなく、最早ファッションリングとして成立していますね。

好き勝手に意見を書かせていただきましたが、いかがだったでしょうか。

参考になりましたでしょうか。

このページが皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、真に有難うございました。

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