ちょっと待って!ダイヤピアスを買う前のチェック項目

ダイヤ製品の中で一番目立つアクセサリーといえば『ダイヤピアス』です。
若い人に人気で、ネットでも低価格で販売されています。

しかしこのダイヤピアス、安いからという理由だけで慌てて買うと後悔することになります。
実はネットでピアスを購入する前に、必ずチェックしなければならない項目があるのです。
それを忘れて購入するとあとで後悔します。

このページでは、ネットで失敗しないダイヤピアスの購入の仕方をお話しします。

あなたは何カラットのダイヤピアスが欲しいの?

ただ漠然とネットでダイヤピアスを探しても、欲しい商品にはたどり着けません。
ネットサーフィンを繰り返すだけで、結局どれも同じに見えてしまいます。

まずあなたは何カラットのダイヤピアスが欲しいのか、明確にしてください。
ダイヤピアスの場合、0.5ctと書かれていたら片耳0.25ctです。
両方足してのカラット数ですので注意してください。

まずは、選択の基準となるカラット数を軸にして、ダイヤピアスを取捨選択していきましょう。そうすることで選ぶべき商品が見えてきます。

ダイヤグレードの表記チェック

ダイヤにはグレードがあります。
あなたは、欲しいカラット数が決まったなら、その他のグレードの記載があるかチェックしてください。

カラーは? クラリティは? カットは?

記載のあるダイヤピアスなら安心ですが、ダイヤピアスの場合、4Cの記載がないのが多いのです。

商品写真はきれいに撮られていて、ついついごまかされがちですが、購入しても決して同じものは送られてまいりません。

商品写真を額面通りに受け取ってはだめです。
信じるのは、記載されている4Cです。
4Cの記載があるか必ずチェックしてください

もし何も記載がなければ、そのピアスを候補から外した方がいいでしょう。
そして記載があれば、そのグレードと金額をメモしておきましょう。
他製品と比べる時のスペックになりますから。

鑑定書・鑑別書の添付チェック

ダイヤなどの宝飾品には、鑑別書が添付されています。
鑑別書とは、これは天然の○○であることを証明するといった、第三者機関による証明書です。

鑑定書とはダイヤにしかない証明書で、ダイヤのグレード(4C)が記載された、第三者機関による証明書です。

ダイヤピアスの場合、大抵は鑑別書が多く、鑑定書が添付されているものはほとんどありません。
もし鑑定書が添付されているとしたら、そのピアスに使われているダイヤは、4C評価が付けられるほどの価値あるダイヤだということになります。

ネットでダイヤピアスを購入する場合、この鑑別書が付いているかどうか必ずチェックしてください。
鑑別書が添付されていない製品は、添付されているものに比べ安いのですが、ネットでの買い物ですので少々高くても鑑別書付きのものを選びましょう。

ピアスキャッチは何式かチェック

ピアスには、耳に留めるためのキャッチが付いています。
キャッチには、シリコンだけのものと、地金とシリコンのダブルキャッチ方式のものがあります。

実は、アクセサリーの中で一番落としやすいのがこのピアスで、その重要なカギを握っているのが、このキャッチなのです。

ピアス落下の原因はキャッチの緩みによるものですが、ダイヤピアスを購入するときには、是非地金とシリコンのダブルキャッチ方式のものを選んでいただきたいと思います。

次にすべきは、スペックと価格比較

以上述べました3項目が、ダイヤピアスを購入する前に必ずチェックしなければならない項目ですが、次は、これら項目をクリアしたピアス製品のスペックと価格比較です。

まず初めにカラット数を決めました。
そしてそのダイヤピアスには4C記載があり、鑑別書が付き、ダブルキャッチ方式が採用されています。

これらすべて同じ条件のダイヤピアスの中から、さらにダイヤグレード(4C)比較と価格比較をして、一番お得なピアスを選ぶのです。

こうすることで、本当にお得なダイヤピアスが絞られてきます。

ダイヤピアスのグレードの基準

もうご存知の方もいるかと思いますが、ダイヤには4Cというグレードがあります。
カラット、カラー、クラリティ、カットの頭文字をとって4Cというのですが、これらの質によって値段は大きく変わってきます。

カラット数に関しては、すでに決めているのでここでは省きます。

実は、ピアスに使われているダイヤの基準は決められていて、ネットで見る限りカラーはH、クラリティはI、カットはFairのダイヤが多いのです。(以下の表参照)

Color(カラー)

GIA基準

D E F

G H I J

K L M

N~Z

レベル

無色

ほとんど無色

わずかな黄色

薄い黄色~黄色

Clarity(クラリティ)
GIA基準 FL IF VVS VS SI I

1 2

1 2

1 2

1 2 3

10倍の拡大で内包物を発見できない

10倍の拡大で発見困難

10倍の拡大で発見が多少困難

10倍の拡大で発見が容易 肉眼では困難

肉眼でよく見ると発見できる

Cut(カット)

Excellent

VeryGood

Good

Fair

Poor

このグレードを基準にしてピックアップしたダイヤピアスを比べると、おのずからお得なピアスがどれかハッキリわかります。

たとえばあなたが、0.5ctのダイヤピアスが欲しいとしましょう。
あなたがピックアップした0.5ctのダイヤピアスのグレードが、どれに当たるか確認してください。

その中で、HカラーでクラリティI1、カットがFairのダイヤピアスが数点あるとしたら、一番安いのがお得ということになります。

もちろん台座に使われている地金も同じでなければなりません。
プラチナならプラチナ同士、k18ならk18同士を比較して、一番安いものを選ぶことです。

このように比較すれば、一番お得なダイヤピアスはおのずから現れてくるのです。

まとめ

こちらでご説明しましたダイヤピアスのグレードは、ひとつの基準としてお考え下さい。
ネットでは様々なダイヤピアスが販売されていますが、ここで示した基準以上のハイグレードなダイヤをセッティングしたものもあります。

そんなダイヤピアスは、値段も高価格に設定されていますが、グレードがどれだけ上がれば価格はどれだけ上がるのかを、この表から検証することで、お得なピアスを見つけ出すこともできると思います。

あなたにとって、お得感の感じるダイヤピアスに巡り合うことを願っています。
以下に、私が運営・管理するダイヤピアスの専門ショップをご紹介します。
ご参考にご覧ください。


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