このページは、50代で空手を始めようとする方に向けて、基本的な稽古をお伝えさせていただいております。
今回は横蹴上げの稽古方法です。
横蹴上げとは技ではありません。
足を横に高く上げるための稽古です。
この稽古は、上段横蹴り(足刀)をするときに役立ちます。
横蹴上げ
横蹴りは別名足刀ともいい、まさしく足の刀のような切れ味抜群の技です。
しかしそんな技も足が高く上がらなければ、切れ味は半減します。
それに足を真横に上げるのは、正面ほど簡単ではありません。
そこで足を真横に高く上げる訓練というのが、この横蹴上げというわけです。
まず足を揃えて、つま先を少し開いて立ちます。
この構えから左足を伸ばしたまま真横に上げるのです。
これが横蹴上げです。
はっきり申し上げまして、この横蹴上げは大変難しいです。
私もここまで高く足を上げれるようになるまで大変時間がかかりました。
体の柔軟性に加え、足を横に上げる時に使う筋肉の強さが求められるからです。
50代の方がこれをやる場合、まず腰の高さを目標にしてください。
腰の高さまで足を真横に上がるよう訓練していけば、徐々にその高さは上がってきます。
そしてそれと同時にストレッチも忘れずに続けてください。
ストレッチ法は以下のページでご覧いただけますので参考にしてください。
空手できれいな技を出せるようになるのには、こうした訓練とストレッチが非常に重要です。
毎日毎日繰り返すことによって、見えないところで確実に実力は向上しています。
痛みにめげず、頑張りましょう。
このページが、50代で空手を始める方のお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。