ダイヤの定番ネックレスといえば、一粒ダイヤのネックレスです。
飽きのこないシンプルなデザインはどの世代にも愛され、おしゃれにちょっとした華を添えた装いにこのネックレスはしてくれます。
しかし選ぶとなると、大きいものから小さいものまであり、一体どの大きさが自分に似合っているのかわからなくなります。
そこでこのページでは、ダイヤネックレスのカラット数をイメージ画像をもって大きさを比較してみたいと思います。
ダイヤのカラット数と大きさ
実はカラット数は大きさではなくダイヤの重量を表しており、1カラットが0.2gなのです。
上の表は、カラット数ごとのダイヤのおおよその直径を表しています。
一口に1カラットや0.5カラットのダイヤネックレスといっても、付けた時どれくらいの大きさになるのかイメージしにくいと思います。
そこで、一粒ダイヤネックレスを装着したときのイメージ画像をカラット数ごとに掲載させて頂きました。
そして市場で売られているネックレスの相場とダイヤのスペックも合わせてご説明し、最後におすすめのダイヤネックレスをご紹介させて頂きます。
1ctダイヤネックレス
ボリューム感満載の1カラットダイヤネックレスです。
周囲の人の目に必ず留まるほどの大きさで、ダイヤの色が無色であればあるほどそれだけ美しさが際立ちます。
安いものなら10万円台で購入でき、ダイヤのスペックである4Cは、Hカラー、Iクラリティ、Fairカットがほとんどです。
Hカラーはダイヤの質としては申し分ないのですが、Iクラリティ、Fairカットはレベルが低いダイヤといえ、輝きに期待は持てません。
ではどういったダイヤなら輝くのか?
ここでダイヤの輝く条件についてお話しさせていただきます。
ダイヤが輝く条件
ダイヤが輝くためには、カットとクラリティが非常に重要となってきます。
その理由をお話しします。
カットについて
ダイヤが光るのは光の反射によって起こります。
ダイヤ内に入射した光はダイヤ内で反射され、再びダイヤ外へ放たれます。
これがダイヤの輝く仕組みですが、この反射が効率よく行われるかどうかでダイヤの光り方は変わってきます。
Excellentカットされたダイヤに光が入射すると、ダイヤは光を漏らすことなく全反射します。それゆえExcellentカットのダイヤはよく輝くわけです。
しかしダイヤのカットが深すぎたり浅すぎた場合、光は全反射せずダイヤ底部より漏れてしまい、あまり輝かないというふうになるのです。
これがカットによる輝きの違いです。
カットはExcellentカットを筆頭にVeryGood、Good、Fair、Poorの5段階で評価されます。
ダイヤが輝く最低のランクはGoodで、それ以下の評価のものはあまり輝かないダイヤといえます。輝くダイヤを望むなら、カットがGood以上のものを選ぶといいでしょう。
クラリティについて
クラリティとはダイヤの透明度を表し、ダイヤ内にあるインクルージョン(内包物)の量や存在する位置によって評価されます。
最高をFL(フローレス)として11段階にランク付けされます。
ダイヤモンドは天然鉱物ゆえインクルージョンが必ず存在します。
インクルージョンが多ければそれだけ透明度が悪くなり、ダイヤの輝きが劣ることになります。
結論的に言いますと、ダイヤが輝くためにはクラリティがSI2以上必要です。
クラリティのSIは1と2に評価され、このランクはインクルージョンの発見が肉眼では困難な時につけられる評価で、光の透過にそれほど支障をきたさない程度です。
しかしその下のクラリティIになりますと、肉眼でインクルージョンの発見が容易なほど目立つため、光の透過を妨げて輝きが劣ることになるのです。
言葉ではわかりにくいと思いますので、実際に写真を見てみましょう。
左がSIクラス、右がIクラスのダイヤです。
明らかに透明度の違いが見て取れます。
Iクラスのダイヤの場合、光がダイヤに入射するとインクルージョンが光の透過を邪魔し、効率的な反射を生まない結果となるのです。
以上のことからおわかり頂けたように、ダイヤが輝くためにはクラリティがSI2以上必要ということです。
以下に、輝く条件が揃った1ctのダイヤネックレスをご紹介します。
279,800円と、少々お高いと思われますが、これらは楽天では最安値の商品です。
輝く1ctダイヤネックレス
0.7ctダイヤネックレス
1カラットダイヤよりちょっと小ぶりなネックレス。
それでもボリュームがあり、存在感は健在です。
0.7ctダイヤネックレスは、安いものなら7万円台で購入できるものもありますが、ダイヤのスペックはやはり1ctダイヤと同様Hカラー、Iクラリティ、Fairカットがほとんどで、ダイヤの輝きは期待できません。
しかし10万円台になると、輝きをもったダイヤネックレスを購入できます。
たった3万円プラスするだけで、輝くダイヤが手に入るのですからこっちの方がお得だと思いませんか?
以下に、楽天で見つけたお買い得な輝く0.7ctダイヤネックレスをご紹介します。
このダイヤネックレスは断然お得です。
お買い得0.7ctダイヤネックレス
0.5ctダイヤネックレス
小さすぎず大きすぎないちょうどいい大きさの0.5ctのダイヤネックレス。
フォーマル、カジュアル両方に使い分けられるネックレスで、世代を超えて人気の大きさのダイヤネックレスです。
価格的には、安いもので4万~5万円台で購入できるネックレスのため非常に売れているのですが、やはりこのランクのダイヤスペックは、Hカラー、Iクラリティ、Fairカットがほとんどといえます。
したがってダイヤの輝きは期待できません。
私が輝くダイヤをすすめる理由は、どうせお金を使うならいいものを買った方が後悔が残らないと思うからです。ダイヤなどは特にそうです。
期待通りの輝きがなかったら、残念に思うのは無理のないこと。
それなら少しお金を足して、輝くダイヤを買った方がいいと思います。
以下同様に、私が楽天で見つけた輝く0.5ctダイヤネックレスをご紹介します。
楽天お買い得0.5ctダイヤネックレス
0.3ctダイヤネックレス
華奢でかわいいダイヤネックレス。
普段使いにピッタリの大きさで、若い世代に人気のダイヤネックレスです。
価格的には、安いもので2万円~3万円台のものがあり、普段使いにはこのランクのダイヤが適当といえます。ただしダイヤスペックは言うまでもなく、Hカラー、Iクラリティ、Fairカットがほとんどです。
ダイヤのカラーはHと申し分ないのですが、クラリティとカットのレベルが低いため、輝きは期待できません。しかし私が楽天で見つけた以下の0.3ctのダイヤネックレスは、輝く要素が揃ったものです。
鑑定書は付いていませんが、輝き厳選保証が付いたダイヤネックレスです。
価格は4万円台ですから、わずか1万円を足すだけで輝きをもったダイヤネックレスが手に入れることができるのですから、とってもお得だといえます。
0.2ctダイヤネックレス
華奢で控えめなダイヤネックレス。
普段使いのネックレスにピッタリで、これ見よがし感のなさに好感がもたれます。
驚くべきことに、この0.2ctのダイヤネックレスは、輝くものもそうでないものも、ほぼ同じ金額で販売されていることです。
あまり輝かない0.2ctダイヤネックレスは以下の金額で販売されています。
そして輝く0.2ctのダイヤネックレスは以下の通り。
価格的にはほぼ同額です。
ダイヤネックレスを購入するときは、必ずダイヤスペックである4Cを確認すること。
そして輝くものとそうでないものとの値段を比較することです。
そうすれば、お得にお買い物をすることができるのです。
この0.2ctのダイヤネックレスはお得です。
0.1ctダイヤネックレス
華奢でかわいいフォルムの0.1ctダイヤネックレス。
嫌味のない控えめな装いに、女性の奥ゆかしさを感じさせるネックレス。
ティファニーのバイザヤードに代表されるように、若い世代に人気の大きさで普段使いにもってこいのネックレスです。
この0.1ctのダイヤネックレスも、0.2ctと同様輝くものとそうでないものとの価格差がほとんどありません。
それゆえ、輝くものを選んだ方がお得ということです。
まずはあまり輝かないダイヤネックレスをご紹介します。
この0.1ctダイヤネックレスはクラリティこそSIですが、カットについては記載がありません。
ダイヤは、いくら透明度が良くてもカットが悪ければ輝きません。
それゆえ、上のダイヤネックレスはあまり輝かないといえます。
上の例からもわかるように、輝かない0.1ctダイヤネックレスの場合、安いもので1万円を切るものから1万円台で販売されています。
では輝くダイヤネックレスはどうかというと、以下の値段で販売されています。
ご覧頂いてわかると思いますが、値段的にほとんど変わりません。
どちらがお得か、もうおわかり頂けると思います。
まとめ
以上人気のあるカラット数を取り上げて、イメージ画像をもって比較しました。
一口に何カラットといっても、付けた時どのようになるのかイメージしにくいと思います。
しかし画像をもって見比べたら、よくわかったと思います。
以下に、それ以外の大きさ(カラット数)ごとのイメージ画像を掲載しました。
ダイヤネックレス選びの参考にしてください。
最後までお読み頂き有難うございました。