普段使いのネックレスを0.1カラットダイヤにするメリット

一粒ダイヤネックレスは、飽きのこない上品な装いで、いつの時代でも受け入れられるアクセサリーとして人気があります。

最近ではティファニーやアガットなど、ブランド品にも一粒ダイヤネックレスの商品が見られることから、その人気のほどを窺い知ることができます。

しかしこのブランド品で気付くのは、ダイヤが超小粒ということです。
0.1カラットを切るダイヤネックレスもあるくらいですから、その小ささには驚かされます。

しかしこの小粒のダイヤネックレスが非常に人気があるのです。
それは超小粒ゆえ嫌味がなく、さりげなく普段使いにできるネックレスだからでしょう。

ダイヤが大きければ普段使いには向きません。
仰々しさが際立って嫌味に映り、普段つけて歩くにはちょっとという感じです。

それゆえ小さなダイヤがウケ、30代、40代の女性でも普段使いのネックレスとして人気があるのです。

さてこの0.1カラットの小粒のダイヤネックレス。
普段使い用ネックレスとして選ぶと、非常にメリットがあるのです。

それをこれからお話ししましょう。

ダイヤの価値は輝きで決まる

ダイヤは輝きが命です。
輝いてこそダイヤといえます。

しかしすべてのダイヤが輝くわけではありません。
よく輝くダイヤもあればそうでないものもあります。

唐突ですが、あなたはよく輝くダイヤの見分け方をご存知ですか?

これを知らずしてダイヤをネットで選ぶのは大変危険です。
間違った選択方法では、安かろう悪かろうのダイヤネックレスをつかまえてしまいます。

ダイヤが輝くためにはある条件が整わなければなりません。

それはダイヤの4Cのうちのクラリティとカットが重要なカギを握るのです。

それをまずご説明しましょう。

クラリティとは

ダイヤの価値を測る指標として4Cがあります。

カラット(重さ)、カラー(色)、クラリティ(透明度)、カット(研磨・プロポーション)の頭文字をとってそう呼びます。

このうちクラリティはダイヤの透明度を表す指標で、透明度の高いダイヤほどよく輝きます。

ダイヤは天然鉱物ゆえ、必ずインクルージョン(内包物)が存在します。
インクルージョンが多く存在すればダイヤの透明度は低下し、逆に少なければ透明度が高くなります。

クラリティは、このインクルージョンの多い少ないを表した指標といえます。

インクルージョンがまったく存在しない状態をFL(フローレス)といいます。
これを筆頭に、クラリティは11段階にランク付けされます。

では、どのランク以上のクラリティであればダイヤがよく輝くかというと「SIクラス」以上のダイヤであれば、そのダイヤは輝くといえます。

「SIクラス」のダイヤは、インクルージョンの発見が肉眼では困難なほど微小なため、光の透過にそれほど影響を与えないのです。

しかしその下の「Iクラス」になると、肉眼での発見が容易なほどインクルージョンの存在が大きいため、光の透過を邪魔し、輝きを著しく低下させてしまうのです。

言葉だけの説明ではわかりにくいと思いますので、実際に比較画像を見てみましょう。

左がSIクラス、右がIクラスのダイヤです。
明らかに透明度の違いがわかるでしょう。

このようにダイヤが輝くためには、クラリティがSIクラス以上なければならないのです。

カットとは

採掘されたダイヤの原石は、一見スリガラスのように見えます。

しかし人の手によってあのような素晴らしい輝きを放つ石に変貌するのです。

その方法がラウンドブリリアントカットというカット法です。

しかしラウンドブリリアントカットされたダイヤがすべて輝くとは言えません。

カットの良し悪しによって輝いたり、そうでなかったりするのです。

たとえば、Excellentカットされたダイヤに光が入射すると、光はダイヤ内で漏れることなく反射され、再びダイヤ外へ放射されます。これを全反射といいます。(下イラスト左参照)

しかしダイヤのカットが深すぎたり浅すぎたりすると光は全反射せず、ダイヤ底部より漏れてしまい輝きが劣ることになるのです。

これがカットの良し悪しによる輝きの違いです。

ダイヤ内で光が全反射するためには、ダイヤ理想のプロポーションがあり、それが以下の比率で構成されています。

ダイヤは、この構成比率に近くて研磨状態が良好なものから、Excellent、VeryGood、Good、Fair、Poorとランク付けされます。

ではダイヤが輝くためにはカットはどのランク以上のものがいいかというと、「Good」以上のダイヤなら輝くといえます。

FairやPoorカットのダイヤはプロポーションに問題があり、輝くとは言えません。

よって輝くダイヤを見つけるためには、カットがGood以上のものにする必要があるのです。

0.1ctなら輝くダイヤが安く買える

以上の説明から、輝くダイヤの見分け方が理解できたと思います。

クラリティがSI以上、カットがGood以上のダイヤなら必ず輝きます。

しかし一般に、ダイヤはグレードが上がれば価格がそれに比例して高くなります。

たとえば1カラットのダイヤネックレスの場合、グレードの低い「Iクラス」なら10万円台ですが、「SIクラス」「Goodカット」となると30万円近い値段が付きます。

しかし0.1ctダイヤネックレスの場合は、ほとんど値段が変わらないのです。

以下の商品は楽天で販売されている0.1ctダイヤネックレスです。
画像をクリックすれば、楽天ショップの商品ページに飛びます。

ダイヤのスペックである4Cは以下の通り。
Hカラー、Iクラスのクラリティ、カットに関しては表記がありません。

k18 0.1ct
Hカラー、Iクラス

13,800円(税込)

k18 0.1ct
Hカラー、Iクラス

11,800円(税込)

プラチナ 0.1ct
Hカラー、Iクラス

17,800円(税込)

k18 0.1ct
Hカラー、Iクラス

13,641円(税込)

明らかにダイヤが輝かないのがわかりますね。

価格帯は11,000円~18,000円といったところでしょう。

この価格帯を覚えておいてください。

では、輝く条件が揃った0.1ctダイヤネックレスはいかほどで売られているのでしょうか。

以下にそれを紹介します。

いかがでしょうか。
価格帯は、17,000円~20,000円といったところでしょうか。

お気付きのように0.1ctダイヤネックレスの場合、輝くものもあまり輝かないものも価格にそれほどの差はないのです。

どちらを買えばお得かおわかりでしょう。

このように、普段使いのネックレスに0.1ctダイヤネックレスを選べば、安くて上質なダイヤのネックレスを身に着けることができるのです。

ブランド品に比べて格段に安い

メリットのその2は、価格が格段に安いということです。

ティファニーなどの一粒ダイヤネックレスの場合、0.1カラットを切るダイヤが装填されたものでも10万円くらいします。

しかもダイヤのスペックである4Cの表記はされていません。
素材として「ダイヤモンド」と記載されているだけです。

ダイヤモンドの存在は輝きによって明らかにされます。
しかし輝かなければダイヤかどうか識別できません。

まして0.1カラットのダイヤであれば、なおさら輝きが必要です。
小粒であればあるほどダイヤの存在がわかりにくく、その上輝かないとなると、その存在はもっとわかりにくくなります。

ブランド品はブランド力のお蔭で価格が高く設定されていますが、ダイヤの品質に関してはなんとも申し上げられません。

しかしノンブランドの0.1カラットダイヤネックレスは、2万円以内というリーズナブルの価格の上に、輝くダイヤがセッティングされていますから断然お得といえます。

名前をとるか中身をとるかはあなた次第ですが、値段的に比べた場合ノンブランドの0.1ctのダイヤネックレスの方が断然お安いといえます。

まとめ

以上、0.1ctダイヤネックレスを普段使いにするメリットを述べてみました。

0.1カラットのダイヤネックレスは普段使いにピッタリのネックレスです。
嫌味がなく、さり気ないおしゃれができるのがこの0.1カラットのいいところです。

それに、値段も安くしかも上質のダイヤが付いているのもこの大きさのいいところです。

参考になりましたでしょうか。

このページが少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。

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