50代の妻へ結婚記念日にダイヤネックレスを

いつも苦労をかけている妻に、結婚記念日にプレゼントを、と考えているご主人に提案。
ダイヤのネックレスを贈ってあげてください。

結婚の時にはエンゲージリングを渡しました。

ダイヤモンドには「固い絆を結ぶ」という意味が込められており、これから夫婦になる二人が固い絆を結んでいこうという約束の証にダイヤのリングを捧げます。

そして現在50代。
夫婦ともに寄り添い、苦楽を共に生きてきました。

そしてこれからも一緒に歳を重ねていこうという願いを込めて、結婚記念日にダイヤのネックレスを贈るのです。

結婚60周年はダイヤモンド婚式です。
その中間点である50代に、新たに固い絆を結ぶ証としてダイヤネックレスを贈るのもいいと思います。

ダイヤのネックレスは自然なおしゃれ

ダイヤモンドほど洋服に合わせやすいジュエリーはないでしょう。

色が白いためどんな服にも合い、見た目の派手さはなく自然な装いをもたらしてくれます。

そして贈るとしたら一粒ダイヤネックレスがおすすめです。
飽きのこないこのデザインは世代を超えて受け入れられ、清楚で純粋な印象を与えます。

ダイヤネックレスの選び方

大切な奥様へのプレゼントですから、見るからに安物のダイヤを贈るわけには参りません。

夫としては輝くダイヤネックレスを贈りたいもの。

そうなると、ダイヤに関して多少の知識が必要です。

そこで私が、輝くダイヤの見分け方をご説明します。

ダイヤが輝く条件

ダイヤが輝くためには、ある条件が揃わないと輝きません。
それは、ダイヤの評価である4Cで見ることができます。

ダイヤの4Cとは、カラット、カラー、クラリティ、カットの頭文字をとった評価方法で、このうちクラリティとカットがある基準を超えないとダイヤは輝かないのです。

クラリティとは

クラリティとは透明度を意味し、ダイヤが透明であればあるほど輝きます。
これは当然といえば当然です。
濁ったダイヤが輝くはずがありませんからね。

それではクラリティがどの程度であれば輝くのかご説明しましょう。

以下の表のように、クラリティは11段階で評価され、FL(フローレス)を筆頭にあと10段階があります。インクルージョン(内包物)が少ない順にランク付けされています。

そしてダイヤが輝くためにはクラリティが最低でもSI2以上が必要で、これ未満だとダイヤの輝きは期待できません。

クラリティがSIというのは、ダイヤ内のインクルージョン(内包物)が、肉眼で発見が困難なほど微小な時に評価されるもので、光の反射にさほどの影響は与えない程度の透明度を表しています。

一方その下のランクのIクラスとはどの程度かといいますと、肉眼でインクルージョン(内包物)の発見が容易な時に評価されるもので、ここまでダイヤが濁ると光は反射されることなく、遮られることになります。

実際に、クラリティSIとIを比べてみますと、以下の写真のようになります。
明らかに透明度の違いが見て取れるでしょう。

ダイヤの輝きにはクラリティがSI以上必要で、それ未満だと輝きに期待はできないことを覚えておいてください。

では次に、カットについて説明いたします。

カットとは

天然ダイヤの原石はすりガラスのような状態で採掘され、このままでは輝きません。
人間の手によるカットがあってこそはじめて輝きがもたらされます。

しかしこのカットの良し悪しによって、ダイヤは輝いたりそうでなかったりするのです。

ダイヤの輝きは光の反射によって起こるものですが、この反射が効率よく行われることによって輝きの度合いが違ってきます。

以下のイラストで輝きの仕組みを説明します。
矢印は光の反射を表しています。

左のExcellentカットされたダイヤに光が入射すると、光はダイヤ内で全反射され再びダイヤから放たれます。しかしカットが深かったり浅かったりすると光は全反射されず、ダイヤの底部より逃げていくのです。

これがダイヤの輝きの違いになります。

カットは5段階で評価され、Excellentカットを最高として以下4段階あります。

ダイヤが輝くためには最低でもGoodカット以上が必要で、それ未満だとダイヤの輝きは期待できません。

つまり輝くダイヤを見分けるには、クラリティSI以上、カットGood以上が必要だと覚えておいてください。

カラーとは

カラーについて一言申し上げますと、カラーはダイヤの輝きに直接関係はなく、カラーの良し悪しによって輝きが変わることはありません。

しかしカラーの良し悪しによって美しさが断然変わってきます。

つまりカラーは、ダイヤの美しさを表しているといえます。

ダイヤはもともと白を基調としており、無色が最高のカラーです。
それがランクが下になるにしたがい、ダイヤは黄色味がかってきます。

通常ダイヤネックレスの場合、使用するダイヤカラーはHが多いのですが、カラーがこれ以上になるとダイヤの白さが際立ち、美しいダイヤに変貌するのです。

ダイヤカラーは美しさの象徴。
美しいダイヤを求めるなら、このカラーに注目しなければならないのです。

まずは輝くダイヤを探す

ダイヤは輝きが命です。
輝かないダイヤは、ダイヤと言うに値しません。

それならキュービックジルコニアの方がマシというものです。

まずは以上述べた輝くダイヤを探すことです。
クラリティSI以上、カットGood以上です。

そしてこの条件にプラス、美しさの象徴であるカラーがH以上のものを見つけるのです。
そうすれば、おのずと美しいダイヤネックレスが見つかります。

様々な大きさのダイヤネックレス

一粒ダイヤネックレスと言っても、大きさは様々です。
まずは、どの大きさのものをプレゼントするか決めなければなりません。


1ctダイヤネックレス

0.7ctダイヤネックレス

0.5ctダイヤネックレス

0.4ctダイヤネックレス

しかし実際どのくらいの価格で販売されているか見てみないと、予算の関係もありますから検討のしようがありませんね。

そこで0.4ctダイヤネックレスから順に、市場での販売価格と、そのダイヤのスペック(4C)との関係を見てみましょう。

0.4ctダイヤネックレス

0.4ctのダイヤネックレスは以下のように、安いもので3万円台で販売されています。

しかしこの程度のダイヤでは、残念ながら輝きに期待は持てません。

カラーはHで申し分ないのですが、クラリティがIクラスで、カットはFairか表記のないものばかりです。カットの表記がないというのは表記に値しない程度のカットということです。

つまり、私が先ほど解説したダイヤが輝く条件に満たないものばかりです。

では、輝く条件を満たしたダイヤネックレスはいくらで販売されているか。
そのダイヤネックレスを以下に掲載します。

すべて輝く条件を満たしたダイヤネックレスです。
これなら50代の結婚記念日のプレゼントとして申し分ない贈り物だといえます。

0.5ctダイヤネックレス

0.5ctダイヤネックレスは、安いものなら以下のように4~8万円台で販売されています。
しかし残念ながら、ここにおいても輝く要素は含まれておりません。

0.4ctのダイヤと同じように、Hカラー、Iクラス、カットの表記はありません。

素人さんは、きれいに撮られている商品画像を見て判断しますが、それは間違いです。
必ずダイヤスペックである4Cの内容を見てから判断しなければならないのです。

そうでないと輝かないダイヤをつかまされて、後悔することになります。

では、0.5ctのダイヤネックレスで輝く条件を満たしたものはいくらで販売されているか
見てみましょう。

これら0.5ctのダイヤネックレスは間違いなく輝きます。
その中でもDカラー、Excellentカット、ハート&キューピットを有したものがあり、輝きだけでなく美しさも感受できる素晴らしいダイヤネックレスです。

ハート&キューピットとは、プロポーションとシンメトリ(対称性)の良い最高のカットをダイヤに施した場合、8つのハートとアロー像が特殊スコープで確認できるのです。

このような像を確認できたダイヤは、クラリティとカラーが2~3段階アップして見える極上のダイヤモンドになるといわれています。

これらすべて輝く条件を満たしたダイヤネックレスであり、価格的におよそ10万~18万台で販売されています。

どのネックレスも、50代の結婚記念日に渡すプレゼントとして恥ずかしくないお品であり、きっと奥様が喜んでくださる逸品だといえます。

0.7ctダイヤネックレス

0.7ctのダイヤネックレスは、見ての通り安いもので7万円~8万円台で販売されています。

そして説明するまでもなく、これらのダイヤネックレスに輝きは期待できません。

これらのダイヤネックレスも、クラリティSI、カットGood以上なく、よって輝きに期待できないということです。

それでは同じように、輝く条件が揃った0.7ctのダイヤネックレスはいくらで販売されているのか見てみましょう。

輝く0.7カラットダイヤネックレス

この0.7ctダイヤネックレスはお買い得です。
上の0.7ctダイヤネックレスの価格にわずか3万円プラスするだけで、輝くダイヤネックレスが買えるのです。

カラーはHと申し分なく、クラリティSI2、カットGoodでダイヤの輝く要素が揃っています。

上記の0.5ctダイヤネックレスの同じグレードのものより少し値段が高くなっているだけで、値段的に非常にお得だといえます。

1ctダイヤネックレス

1ctのダイヤネックレスは、安いもので10万円台から販売されています。

そして言うまでもなく、これらのダイヤネックレスに輝きの期待は持てません。

K18WG 1ctダイヤモンドペンダント K18WG 1ctダイヤネックレス

K18WG 1ct
Hカラー・I1クラス

115,096円(税込)

K18WG 1ct
Hカラー・I1クラス

118,096円(税込)

PT999 1ctダイヤモンドペンダント 2点留 1ctダイヤネックレス

PT999 1ct 鑑別書付
Hカラー・I1クラス

118,800円(税込)

PT900 1ct 鑑別書付
Hカラー・Iクラス

136,096円(税込)

では、1ctのダイヤネックレスで輝く条件を満たしたものはいくらで販売されているのか見てみましょう。



1カラットのダイヤともなるとさすがに高いですね。
まして輝く条件を満たしたとなると、なおさらです。

これらの1ctダイヤネックレスの商品説明は、あえてする必要はないでしょう。
すべて輝く条件を満たし、さらに美しさを兼ね備えたDカラーのダイヤ、そして最高のExcellentカットを有したダイヤネックレスもあります。

どれをとっても、結婚記念日のプレゼントに相応しい逸品だと言えます。
ご予算に合わせてお選びください。

まとめ

50代の結婚記念日のプレゼントに相応しいダイヤネックレスの選び方をご説明しました。

ダイヤについてこれくらいの知識がないと、本当によいダイヤネックレスを選ぶことはできません。

大切な奥様へのプレゼント選びの一助にでもなれば幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。

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