今、ティファニーのバイザヤードにみられるように、一粒ダイヤネックレスが人気です。
他のブランドでは、アガットや4℃にも同じデザインのものがあり、人気を博しています。
一粒ダイヤネックレスはデザインがシンプルで、ダイヤを留めてある爪は6本か4本、あるいはティファニーのようにフクリン留めのものが一般的で、流行に左右されないためか、幅広い年代層に人気があります。
またどんな服にも合わせやすいというのも選ばれる理由かもしれません。
そんな人気の一粒ダイヤネックレスですが、年代によって選び方が異なってきます。
どう異なるかというと、たとえば身に着けるダイヤの大きさがそうです。
若い世代の女性があまり大きなダイヤを身に着けていては、嫌味に映ります。
逆に熟年世代の女性があまりに小さいダイヤを身に着けると、貧相に映ります。
やはり年相応というのがあります。
若い世代には若い世代に、熟年世代には熟年世代に相応しい大きさがあるはずです。
このようにダイヤの大きさひとつとっても、年代によって選び方は違ってくるのです。
こちらのページでは20代の女性に焦点を当て、どんなものが似合うのか、そしてどう選べばいいのかなどを解説させて頂きます。
20代に似合うダイヤの大きさとは
一口に20代といっても、20代前半と後半とでは大違いです。
20代前半とは、まだティーンエイジャーの雰囲気を残した幼さがある状態、そして20代後半は、アラサーと呼ばれる大人の女性の入口にいる状態。
20代とひとくくりにするには、あまりにも大雑把すぎます。
ここはやはり、20代前半と後半とを分けて考えた方がいいと思います。
20代前半がするダイヤネックレスの大きさとは
まだまだティーンエイジャーの元気と若さを維持した20代前半。
ダイヤネックレスをするにはまだまだ早いという感じもします。
ですがあえて選ぶとしたら、0.1ct~0.2ctあたりが妥当な感じがしますね。
1粒の直径を表したら、3㎜~3.81㎜の4㎜にも満たない小さなもの。
宝石というよりアクセサリーに属するダイヤネックレスです。
この大きさなら嫌味に映ることもありませんし、お値段もそれほど高いものではありません。
ネットでの販売傾向を見ておりますと、0.1~0.2ctのダイヤネックレスの場合、上質のダイヤから粗悪なダイヤまでが入り乱れて安売り傾向にあり、粗悪なダイヤより上質のダイヤの方が安い場合もあるのです。
ここでいう粗悪なダイヤとは「輝きが劣る」ダイヤ。
上質なダイヤとは「よく輝く」ダイヤです。
その見分け方は、ダイヤ4Cのうち、クラリティとカットを見ればわかります。
具体的にはクラリティがSIクラス以上、カットがGood以上あればそのダイヤは輝きます。
そしてその上に美しさを加味したいのならカラーがH以上のものを選ぶことです。
これらの条件が整ったものが、上質のダイヤ。
これ未満のダイヤを、粗悪なダイヤと定義づけています。
話のついでに楽天で販売されている0.1~0.2ctのダイヤネックレスを見てみましょう。
0.1ctダイヤネックレスの販売傾向
以下の0.1ctダイヤネックレスのダイヤグレードはHカラーI1クラスで、カットの表記はありません。したがって4Cを見る限り、輝きが劣るダイヤといえます。
それでお値段は17,800円です。
次に、Hカラー SI2クラス Goodカットのダイヤネックレスはいくらで販売されているかというと、上記の商品より1,000円以上も安い16,280円で販売されています。
地金が18金だから安いのかというとそうではなく、同じグレードで地金がプラチナでも安く販売されています。それが以下の商品です。
このように0.1ctダイヤネックレスの場合、上質ダイヤネックレスが粗悪なものより安く売られていることがあるのです。
0.2ctダイヤネックレスの販売傾向
以下の0.2ctダイヤネックレスのダイヤグレードはHカラーI1クラスで、カットの表記がありません。それゆえ輝くダイヤとは言えません。
それでお値段が29,975円です。
しかし、同じプラチナ台でダイヤグレードがHカラー、SI2クラス、Goodカットで29,480円で販売されています。
そして値段が少しオーバーしますが、鑑定書付きで同じグレードのものが29,990円で販売されています。
このような実例からもわかるように、0.1~0.2ctのダイヤネックレスに関しては、上質のダイヤ=高いというものではなく、よく探せばよく輝くダイヤネックレスが安く売られていることもあるのです。
20代後半がするダイヤネックレスの大きさとは
大人の女性の入口、アラサー。
20代後半のアラサー女性がするダイヤネックレスの大きさは?
この年になると先を見越して大きなダイヤが欲しくなるもの。
将来どうせ大きなダイヤが欲しくなるのだから、この際0.5ctのダイヤを買っておこうかと。
しかしここは少し抑えて0.3ctのダイヤネックレスが適当ではないかと思います。
女性のデコルテを魅力的に演出するアイテム「一粒ダイヤネックレス」。
おしゃれのポイントは「控えめ」ということ。
なぜならダイヤモンドは煌びやかなもの、そして派手なもの。
使いようによっては嫌らしく映ることだってあります。
折角のおしゃれもダイヤが大きすぎて、あなたの品が落ちてしまったら元も子もありません。
やはり少し抑えた大きさがいいのです。
0.3ctのダイヤは、存在をアピールしても誇示しない!
そしてこれ見よがし感がない!
これが0.3ctダイヤのいいところです。
0.3ctのダイヤならデコルテに静かな光を灯し、アラサー女性を控えめな女性として演出してくれます。
20代後半の女性には、0.3ctダイヤネックレスがお似合いだと思います。
0.3ctダイヤネックレスの選び方
次に、その0.3ctのダイヤネックレスの選び方を解説します。
ダイヤというのはまさにピンからキリまであり、素人さんが選ぶと商品画像と値段の安さが選択基準となり、ついつい安いからという理由で買ってしまい、あとで後悔することが多くあります。
そうならないためには、ダイヤに関してある程度の知識が必要なのです。
前項の「20代前半がするダイヤネックレスの大きさとは」のコーナーで、粗悪なダイヤとは「輝きが劣る」ダイヤ、上質なダイヤとは「よく輝く」ダイヤと定義しました。
そして上質のダイヤの見分け方は、クラリティがSIクラス以上、カットがGood以上のダイヤ。そして輝きに美しさを加味したいのならカラーがH以上のものと申し上げました。
つまりこのグレード「Hカラー SIクラス Good以上」をクリアしたダイヤこそ、選ぶべきダイヤネックレスなのです。
これなら絶対後悔することはなく、ご満足いただけるでしょう。
これを基準にして選んだのが以下のネックレスです。
すべて輝く条件が揃った0.3ctダイヤネックレスです。
20代後半のアラサー女性にピッタリのアイテムです。
まとめ
20代の女性に焦点を当て、どんな一粒ダイヤネックレスが似合うのか、そしてどう選べばいいのかなどを解説させて頂きました。
参考になりましたでしょうか。
このページが少しでもお役に立てたら幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。