ダイヤがライン状に配列されたラインネックレス。
若者からご婦人に至るまで幅広い年齢層に人気があり、普段使いからカジュアル、フォーマルに至るまで幅広く用いられています。
ラインネックレスは、ダイヤが数個トップ部分に配置されたデザインが特徴ですが、ダイヤの数は製品によってまちまちです。
5個、7個、9個、11個とダイヤ数は奇数個が多く、これはグラデーション効果を出すためにそうしています。
トップ中央に最大のダイヤを配置し、その両脇から段階的に小さくしていきます。
そうすることでネックレスの中心が確立し、バランスの取れたデザインになるのです。
さて、奇数個のダイヤが配置されたラインネックレスですが、数によってネックレスのイメージが全然違ってきます。
ここでは、0.2ctのダイヤラインネックレスを例にとってその違いを見てみましょう。
0.2ctダイヤラインネックレスのライン幅の違い
使われているダイヤの数によって、ライン幅は当然異なります。
個数によってどれだけの違いが幅にでてくるのでしょうか。
見てみましょう。
ダイヤ数5個
ダイヤ数が5個の0.2ctラインネックレスです。
総計が0.2ctですから、ダイヤの数が少なければ粒が大きくなり、その分ライン幅は短くなります。0.2ctの場合ライン幅は15㎜くらいです。
ダイヤの粒を強調する場合にはこの個数が一番で、その代わりネックレス全体の幅が狭くなり、さびしく映る傾向にあります。
ダイヤ数7個
ダイヤ数が7個の0.2ctラインネックレスです。
7個はグラデーション効果が鮮明に出る数です。
左右の3個のダイヤが段階的に小さくなる様がはっきりと見て取れます。
そしてライン幅は約19㎜で、5個に比べ4㎜ライン幅が広がった格好です。
ネックレスのバランスとしてもよく、控えめで品よく映るネックレスと言えます。
ダイヤ数9個
ダイヤ数が9個の0.2ctラインネックレスです。
9個もグラデーション効果が鮮明に出る数です。
左右4個のダイヤが段階的に小さくなっていく様が、非常に優雅に感ぜられます。
そしてライン幅は約20㎜。
ダイヤ7個とほとんど変わらない幅です。
ダイヤ9個のラインネックレスも控えめで、品よく映るネックレスです。
ダイヤ数11個
ダイヤ数11個の0.2ctラインネックレスです。
ダイヤの数が11個になると、ライン幅はグンと大きくなります。
ライン幅は、約28㎜です。
ダイヤひとつひとつは小粒ですが、幅が広がった分ネックレス全体が大きく見えます。
グラデーション効果はダイヤの数が増えた分それほど鮮明ではないかもしれませんが、ダイヤの一粒一粒が出しゃばらず、全体の調和の中で輝き、ネックレス全体を生き生きしたものにしています。
つまりこのネックレスは、全体のダイナミズムが際立って見えるネックレスといえます。
まとめ
なお、この中で示したダイヤ数におけるライン幅はおおよその数値で、0.2ctのラインナックレスのすべての製品に当てはまるわけではありません。
あくまで目安として頂ければ幸いです。
参考になりましたでしょうか。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。