一粒ダイヤネックレスを仕事場にしていくのは気が引ける?
いえいえダイヤが大きくなかったら、そんなに気にすることはありません。
外回りにしてもオフィスにしても、仕事中にダイヤネックレスを身に着けることになんとなく気が引けると考える人がいますが、ダイヤの大きささえ気を付ければそれほど気を揉むことはありません。
あなたのいつも通りの装いを崩さず、ナチュラルな感じで着けられるダイヤネックレスにすれば問題はないと思います。
その焦点となるのがダイヤの大きさです。
ダイヤネックレスはT.P.O に合わせてダイヤの大きさを決めるのが妥当な方法で、普段使いやスキンジュエリーとして使うなら小粒のダイヤネックレス、フォーマルなシーンやよそ行き用で使うなら、やや大きめのダイヤネックレスというふうに使い分けるのが賢い着こなし方といえます。
それゆえ、職場で身に着けるのもダイヤの大きささえ注意すれば問題はないのです。
ではどの程度の大きさならいいのでしょうか?
このページでは、仕事にダイヤネックレスをしていく場合、どの程度の大きさが適当かを検証して参りましょう。
0.1ctダイヤネックレス
超小粒の0.1ctダイヤネックレスです。
ダイヤの直径は約3mmで、6本爪で留めた場合はもう少し大きくなります。
嫌味のない大きさで、宝石というよりアクセサリーに近いといえます。
この大きさなら、職場に着けていってもあなたの装いを特別華美に見せるでもなく、極々普通にナチュラルな感じを漂わせてくれます。
0.2ctダイヤネックレス
0.2ctのダイヤの直径は約3.81mmで、0.1ctダイヤより一回り大きな感じです。
普通に見れば嫌味感はなく、控えめなダイヤネックレスといえます。
しかし職場となると、そうとは言い切れない部分があります。
嫌味、嫌味でないの判断は周囲の人の判断によりますので、自分では嫌味がないと思っていても周囲の目から見ると嫌味にとられることもあるかもしれません。
0.2ctのダイヤネックレスは極めて微妙な大きさかもしれません。
0.3ctダイヤネックレス
直径約4.36mmの0.3ctダイヤネックレスです。
これは断然目立ちます。
周囲の目を確実に惹き、着けてる感をアピールしているように感じさせます。
私の意見としては0.3ctは仕事場に着けていくには少し大きく思います。
先述したようにダイヤネックレスはT.P.Oに合わせた着こなしをしなければなりません。
職場には職場に相応しい大きさ、フォーマルにはフォーマルに相応しい大きさ。
0.3ctのダイヤは、フォーマルなシーンが相応しく、仕事場には向かないように思います。
以上、0.1~0.3ctまでの大きさを見ましたが、仕事場では0.1ctが一番無難な大きさで、0.2ctは微妙な位置にあり、0.3ctは少し大きく、嫌味に受け取られかねない大きさといえます。
したがって職場にしていくのは、0.1ctが一番ふさわしいといえます。
慎みと奥ゆかしさをもった0.1ctダイヤネックレス
0.1ctのダイヤネックレス。
本当に小さく、小さすぎてネックレスが目立たないんじゃないかと思ってしまいますね。
ですがティファニー製品の中で、人気の「バイザヤード」についているダイヤは、小さいもので0.1ctを切る大きさです。
0.05ctや0.08ctのダイヤが付いたネックレスですから、本当に小さい。
小さいけれどもそれがまた売れています。
なぜこんなに売れているのか?を推察しますと、普段使いにできる、スキンジュエリーネックレスとして使える、そして仕事場にも着用できるなどの理由からではないでしょうか。
小さいゆえ仰々しくなく、着けてる~というこれ見よがし感がないから嫌味に映らない。
日常身に着けても違和感がなく、普段にも使えるしオフィスでも身に着けられる。
こういった理由から、バイザヤードは売れているのだと思います。
0.1ctのダイヤネックレスも同じことが言えます。
派手でなく控えめ。
仰々しくないおとなしいおしゃれ。
自然体というスタイルを壊さず、慎みと奥ゆかしさを感じさせる。
0.1ctのダイヤネックレスを身に着けると、そういった雰囲気を感じさせるのです。
0.1ctダイヤネックレスの選び方
さて職場において嫌味に感じさせない0.1ctダイヤネックレスですが、いざ選ぶとなると迷ってしまいますね。
0.1ctのダイヤネックレスといってもピンからキリまであり、職場にしていく場合どのランクで妥協すればいいでしょうか。
まずそれを考えてみましょう。
ダイヤには4Cという、ダイヤのランクを測る指標があります。
4Cというのは、カラット、カラー、クラリティ、カットの頭文字をとってそう呼びますが、それぞれのランクが高いほど高価な値段がついています。
カラットに関しては0.1カラットと決まっていますから、それ以外のカラー、クラリティ、カットのランクについて考えてみます。
まず初めに言えることは、ダイヤは輝きが命です。
輝いてこそダイヤといえます。
それゆえ選ぶ場合、誰しもこの輝きを求めるでしょう。
ではダイヤが輝くための絶対条件とは何でしょう。
ダイヤが輝くためには、クラリティとカットが重要な要素といえます。
ダイヤが輝く仕組み
ダイヤの輝きは、光の反射によって起こります。
ダイヤ内に入射した光が効率よく反射されるかどうかで、その輝き方が異なります。
以下のイラストをご覧ください。
矢印は光の方向を表し、ダイヤ内の光の経路を表しています。
まず、ダイヤ最高のカットグレード『Excellentカット』されたダイヤに光が入射すると、光はダイヤ内で漏れることなく全反射し再びダイヤより放たれます。
しかしダイヤのカットが深すぎたり浅すぎた場合、ダイヤは全反射せずダイヤ底部より漏れてしまうのです。
つまりカットの良し悪しによってダイヤは輝いたりそうでなかったりするのです。
これがダイヤが輝く仕組みです。
ではカットの評価がどのくらいであればいいのか!
ダイヤはExcellentカットを筆頭に、VeryGood、Good、Fair、Poorの5段階に分かれます。
ダイヤが輝くためには最低でもGood以上必要です。
カットの次に大事なクラリティ
ダイヤスペックのひとつ、クラリティもダイヤが輝くための大事な要素です。
クラリティとはダイヤの透明度を表し、透き通ったダイヤほどよく輝きます。
当然ですね。
すりガラスが、光を通しにくいのと同じ理屈です。
クラリティは11段階に分かれます。
以下の表をご覧ください。
FL(フローレス)から始まりI3まで続きます。
インクルージョン(内包物)が少ない順にランク付けされています。
では、ダイヤが輝くための境界はどこかというと、SIとIの間です。
つまり輝くためにはSI以上必要ということです。
SIとは、ダイヤ内にあるインクルージョン(内包物)の発見が、肉眼では困難なダイヤに付けられる評価で、一方Iとは、肉眼での発見が容易なダイヤに付けられる評価です。
言葉だけの説明ではわかりにくいと思いますので、実際の比較写真を見てみましょう。
左がSIのダイヤ、右はIのダイヤです。
明らかに透明度の違いがわかるでしょう。
クラリティIのダイヤにはインクルージョンがたくさんあるため光の透過は妨げられます。
よって、光の反射が充分に行えないのです。
こうなるとダイヤは輝きません。
しかしSIクラスのダイヤの場合、インクルージョンが光の透過を妨げることが少なくなり、ダイヤの輝きを衰えさせることは少なくなるのです。
つまり、ダイヤが輝くためにはクラリティSI以上必要ということです。
妥協ラインはクラリティSI2、カットGoodのダイヤ
ダイヤが輝く最低ラインはクラリティSI2、カットGoodです。
これ未満だとダイヤはあまり輝きません。
つまり0.1ctのダイヤネックレスを選ぶ場合、このグレードを妥協ラインにするのが一番賢明な選び方といえます。
そして次にカラーですが、カラーもある程度の無色性がないと、ダイヤの輝きが黄色味を帯びたものになってしまいます。
グレード的に言えば、Hカラー以上であれば問題ないといえます。
以上をまとめれば、Hカラー、SI2クラリティ、Goodカットの0.1ctダイヤネックレスが一番ふさわしいといえます。
楽天内での0.1ctダイヤネックレス比較
ここで、楽天内で販売されている0.1ctダイヤネックレスを比較してみましょう。
上の輝く条件を満たしたものと、そうでないものと比べてみたいと思います。
まず初めに輝く条件を満たしていないものから。
これらは同じ楽天内で販売されている0.1ctダイヤネックレスです。
カラーはHと申し分ないのですが、クラリティがIクラスでカットの表記がありません。
つまり表記ができるほどのカットではないということです。
これら商品の価格をよく見ておいてください。
次に輝く条件を満たしたダイヤネックレスです。
いかがでしょうか。
価格差がそれほどないのに気づかれたでしょう。
どちらを選べばお得かおわかり頂けたと思います。
このように、ダイヤスペックを確認しながら慎重に選ぶと、輝くダイヤネックレスがお安く買うことができるのです。
まとめ
仕事場でも着けられるダイヤネックレスについてお話しさせていただきました。
参考になりましたでしょうか。
このページが少しでもお役に立てたら光栄です。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。