9月の誕生石サファイア。
名前の由来はラテン語で「青」を意味する「Sapphirus」からきており、カラーは青色のほかに、ピンク色、黄色、緑色などがあります。
ルビーと同じコランダムと呼ばれる鉱物で、赤いものをルビー、それ以外の色のものをサファイアと呼ぶのが通例です。
私は長い間宝石商としてサファイアを見てきましたが、ブルーサファイアと呼べる本当に美しいサファイアに出合ったことは稀で、ほとんどのサファイアは濃紺であまり透明感がなく、美しいと呼べるに値しないものが多かったように記憶しております。
つまりそれほど本当に美しいサファイアというのは希少性が高く、取引においても高値で取引されているため、なかなか手が届かない存在になっているのが現状なのです。
さてこのサファイア。
9月の誕生石でもあるのですが、大切に思う方の誕生日が9月ならぜひプレゼントしたいと思いますね。
ですが先ほども申し上げたように、美しいサファイアというのは極めて稀という存在。
どのようにしたら美しいブルーサファイアに巡り合うことができるのか?
このページでは、ネットでの美しいブルーサファイアネックレスの選び方を解説させて頂きます。
天然宝石は唯一無二の存在
天然宝石はひとつとして同じものがありません。
すべてにおいて顔があり、色、輝きが異なります。
それゆえ実物を見ることができないネットでは、買うことを躊躇せざるを得ません。
しかし唯一天然宝石でネットでの購入が可能なものがあります。
それはダイヤモンドです。
それもラウンドブリリアントカットされたダイヤのみ。
ラウンドブリリアントカットされたダイヤモンドには4C評価なるものがあり、それを見ればダイヤの色、輝きを判別することができます。
それゆえネット購入も可能なのです。
しかしサファイアなどの色石にはそういった評価基準がないため判別はできません。
目視でしか評価判別はできないのです。
これが色石ネックレス選びの難しいところ。
天然宝石は唯一無二の存在。
商品画像が美しいからといって、それと同じものが送られてくるはずがありません。
色相、輝きすべて異なるのが天然宝石ですから、期待に反したものが送られてくることもあります。
ではどうしたら美しいブルーサファイアネックレスにたどり着けるか?
その方法は、人工宝石という手に委ねるしかありません。
京セラクレサンベールなら最高の色石を提供
京セラクレサンベールという名をご存知ですか?
あの京セラという会社が、独自の技術で作り上げた宝石をクレサンベールと呼ぶのです。
クレサンベールはいわば人工宝石です。
人工宝石といっても巷にあふれる模造宝石ではありません。
たとえばサファイアなら、天然サファイアと同じ成分を有した人工宝石で、その成分を一度溶かし、再結晶させることで美しい宝石に生まれ変えさせるという手法です。
しかもその再結晶させたサファイアの中から、インクルージョン(内包物)が少なく色むらのないところだけを抽出し、最高のものだけをクレサンベールとしてネックレスや指輪、ピアスといった製品にしているのです。
つまり再結晶させたサファイアだけをクレサンベールと呼ぶのではなく、選びに選び抜いたものだけが商品として販売されているということです。
ではクレサンベールのメリットは何でしょう。
メリット1 輝きが天然ものと同一
クレサンベールの成分は天然ものと同一と申し上げました。
これは何を意味するかというと、成分が同じということは光の屈折率も同じということです。
媒体には必ず屈折率が存在し、屈折率が高いものほど光は鋭角に曲がります。
屈折率は以下の数式で産出されます。
屈折率は臨界角に関係し、臨界角とは光が逃げない角度のことを言います。
わかりやすく水と空気とで説明すると、光源を水の中に置き、そこから光を放射したとします。
放たれた光は水中から空気へと進みますが、媒質が異なるため、空気中に出ると光は屈折します。(①の場合)
水面に対して光源はほぼ真下にあるので光はこういう方向に進みますが、これがもし光源から離れたところの水面ではどうでしょう。
②のように、光は水中から出られず、そのまま水中に反射されることになるのです。
この角度を臨界角といいます。
この臨界角は宝石の場合輝きに影響し、臨界角が狭いほど光を逃さず効率的に光を反射させることができます。
ダイヤが輝くのは臨界角が極端に小さいからで、そのおかげで入射した光を逃さずあのような素晴らしい輝きを放つことができるのです。
話を元に戻しますと、クレサンベールの宝石は天然ものと同一の成分を有しているため、屈折率は同じです。
屈折率は同じだから臨界角も同じということになり、輝きも天然のものと同じということなのです。
これがクレサンベールのメリットのひとつなのです。
メリット2 カラーが均一
天然宝石にはどうしても色むらがあります。
濃いもののあれば薄いものもあり均一されていません。
それゆえ、選ぶ宝石によって色むらが発生するのです。
しかしクレサンベールの場合は違います。
先ほども申し上げたように、いいところだけを抽出した宝石ですから色むらがほとんどありません。
すべて色が均一化された宝石がクレサンベールなのです。
メリット3 インクルージョン(内包物)がほとんどない
天然宝石には必ずインクルージョン(内包物)が存在します。
これは天然物ゆえ仕方がないことです。
しかしクレサンベールは違います。
極力インクルージョンの少ない部分をカットし抽出したものですから、濁りのもとであるインクルージョンがほとんど存在しないのです。
それゆえ常に透き通った宝石を提供できるのがクレサンベールというわけです。
まとめ
以上の説明でおわかり頂けたと思いますが、ネットでサファイアネックレスを選ぶとしたら、京セラのクレサンベールしかありません。
色むらなし、インクルージョンなし、成分、輝きは同一。
大切な方へのプレゼントには、きれいなブルーサファイアネックレスを贈ってあげたいものです。
それなら是非、クレサンベールを選んでください。
最後に、クレサンベールのサファイアネックレスを紹介し、このページを閉じたいと思います。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。