掃除機の選び方

私の一日は、掃除機がけから始まります。

いつの頃からかわかりませんが、布団を敷く部屋はホコリが立ちやすいせいもあり、布団を上げるとすぐに掃除機をかける習慣が身についたのです。

それゆえ掃除機に関しては結構うるさい方で、先日もヤマダ電機で掃除機を見ていた際、店員が掃除機に関する機能説明をしていた時、その説明内容に疑問が生じたので私なりのうんちくを述べてしまいました。

内容はこうです。

店員さんはある掃除機の吸引力を見せるために、フロアにわたボコりを散らしそれを吸う作業をしたのですが、そこで私が一言。

「ホコリは部屋の真ん中にはない」と。

よくテレビのコマーシャルで掃除機の吸引力をアピールする場面があります。

そのとき必ず吸っている場所は部屋の真ん中あたりで、部屋の隅のホコリを吸っているシーンはありません。

私の経験からすると、ホコリというのは軽いものだから人の動きによって隅に追いやられ、部屋の真ん中にあることはまずありません。

必ず部屋の隅っこにホコリはたまっています。

それゆえ隅っこのホコリを効率よく吸うかどうかを見ることが重要になってくるのです。

私に接した店員さんも隅のホコリまでは気にかけなかったようで、私のうんちくを聞いて「普段掃除してないとそんなところまではわからないもんですね」と妙に感心しておられました。

このページでは、掃除機には結構うるさい私の掃除機選びについて、私のうんちく、能書きを交えて述べてみたいと思います。

掃除機選びの条件

結局、ヤマダ電機で掃除機は買ったのかというと、買いました。

TOSHIBA トルネオV サイクロンクリーナー VC-SG910X(R)を買いました。

なぜこの掃除機を買ったのか。

それは次の理由からです。

軽い

掃除機は軽くなければなりません。

この掃除機の本体重量は2.3㎏という軽さで、持ち運びが非常にラクです。

それにヘッドが約380gと軽く、ヘッド、ホース、本体合わせて3.7㎏という軽さです。

つまり本体抜きのヘッド、ホースだけの重量が1.4㎏ということになり、掃除機がけが非常にラクにできるのです。

最近コードレス掃除機が流行っていますが、これは本体とヘッドが一体になったものです。

確かにコードレスだから使いやすいと思いますが、本体・ヘッド一体型だけに重量が重く、私から言わせると使い勝手が悪いのです。

実は我が家にもダイソンのコードレス掃除機があるのです。

これを使って分かったことは、ハンディタイプゆえ長時間使っていると重く感じてくるのです。

軽い軽いと謳われていても、モーターがヘッドの部分と一緒になった掃除機はやはり重く、長時間使うには不向きといわざるを得ません。

私が東芝のこの掃除機を選んだ理由は、ヘッドとホースの部分が軽く、そのため掃除機がけが非常にラクだからです。

変幻自在に掃除機を変えられる

次に重要視した点は、掃除機の変化性です。

たとえば部屋の一室に掃除機をかける。

かける場所はフロアばかりではありません。

フロアの隅、窓の桟、サッシのレール、戸棚があればその上など、ホコリのたまりそうな場所にも掃除機をかけます。

しかしその時掃除機のヘッドは同じものではできません。

その場所その場所に適したヘッドを用いなければなりません。

また高い場所もあるでしょう。

低く屈んで掃除機をかける場合もあるでしょう。

そのとき掃除機の柄の長さが同じでは困ることになります。

つまりその場所に適したヘッド、適した柄の長さに瞬時に変換できる掃除機がいいのです。

この東芝の掃除機はそれを満たすものでした。

たとえば部屋の隅に掃除機をかける時は、ヘッドを外すだけでブラシ付きのヘッドになり、

窓のサッシに掃除機をかける際は、さらに柄の部分を外して短くして使うことができる。

そして高いところを掃除するときは、柄の長さを伸ばすこともできる。

この変換は、わざわざパーツを他所からもってきて付け替えるものではなく、その場その場ですばやく変換できるのです。

これが私の気に入ったところであり、他の掃除機にはないものでした。

ハンディタイプの掃除機にはこういった変換可能なものもありましたが、柄の長さが調整ができないものでしたのでやめました。

要は掃除機はひとつのところを掃除するのでなく、ところところによって状況が異なるため、瞬時にその状況にあったパーツに換えられるのが重要になってきます。

TOSHIBA トルネオV サイクロンクリーナー VC-SG910Xはそれを可能にするものでした。

ただひとつの難点

ほかに、ごみ捨ても簡単で手入れもラクなこの掃除機ですが、ただひとつ私が改良して欲しいとなと感じたことがありました。

ウンチクついでにひとつだけ難点を言わせてもらうと、それはヘッドを外した時のブラシの形です。

ブラシは下の写真でわかるように楕円形状についています。

部屋の隅程度ならいいのですが、階段となると話は別です。

見ての通り、このブラシで階段の隅っこを掃除すると死角ができます。

つまり吸えない部分ができるのです。

ここにホコリが溜まります。

このホコリを吸うためには、このブラシの角度を階段の面とほぼ平行にして滑らせなければなりません。

私としてはそんな面倒なことをすることなく、普通にブラシを滑らすだけでホコリをきれいに吸い取ってくれたらなあと思ってしまうのです。

こういう機能は求めればきりがありませんから、東芝さんにこういうことをいうのは酷かもしれません。

ただこの一点以外はすべて私の希望を叶えたものであることは確かです。

最後に

以上、私の掃除機に関するウンチクを述べさせて頂きました。

そして私なりの選び方を解説しました。

いかがだったでしょうか。
参考になりましたでしょうか。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

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