今流行りのコードレス掃除機。
コンセントの差し替えやコードへの煩わしさがなくなり、どんなところにも持ち運べて、細かいところまで掃除ができるというのは、コードレスならではのメリットといえます。
しかし一口にコードレス掃除機といっても、その商品数はたくさんあります。
同じメーカーでも数種類のコードレス掃除機を販売していますから、選ぶとなると大変です。
はじめて買う人にとっては、何を基準に選べばいいかわからないですね。
そこでこのページでは、コードレス掃除機を選ぶにあたって、機種同士のどの要素を比べればいいかわかりやすく解説させて頂きます。
コードレス掃除機の重量
比較要素の第一は重量です。
どこにでも持ち運べて、いろんな個所を掃除できる掃除機。
そんな掃除機に求められるのは軽さです。
軽くなければコードレス掃除機の値打ちはありません。
ではどのくらいの重さなら推奨できるのか。
約1㎏の掃除機ならおすすめできます。
コードレス掃除機はハンディタイプのものですから、片手で操作しなければなりません。
片手で掃除機を操るとなると1㎏が適当で、2㎏となると重くて長い間もっていられません。
それゆえ1㎏か、1㎏未満の掃除機がおすすめといえます。
バッテリーに関して
コードレス掃除機は言うまでもなくバッテリーで稼働します。
このバッテリーもコードレス掃除機を選ぶうえで重要な要素となります。
ではバッテリーのどの部分が重要となるのかお話しさせて頂きます。
バッテリー充電時間
バッテリーの種類はご存知のようにニッケルとリチウムがありますが、ニッケルよりもリチウムの方がモチがいいということで最近のコードレス掃除機のバッテリーにはリチウムが多く用いられています。
しかし同じリチウム電池であっても、その充電に要する時間が大きく異なってきます。
通常フル充電する場合、2時間~3時間、長いものになると4時間必要とするものがあります。
しかし速いものになるとフル充電をわずか20分で行うものもありますから、このバッテリー充電時間も選択要素のひとつに加えてもいいんじゃないかと思います。
人間誰でもうっかりがあります。
うっかり充電するのを忘れていたため、掃除機をかけられないなんてことも起こるでしょう。
そんなとき、4時間待ってられますか?
やはり早く充電できるバッテリーの方がいいでしょう。
バッテリーの充電時間、これって結構大切なんです。
連続使用時間
次はバッテリーの連続使用時間についてです。
みなさん掃除機がけにどれだけ時間を費やしますか。
いいとこ30分以内ではないでしょうか。
1時間も連続して掃除機をかけるなんてことは清掃業者くらいのもので、一般家庭ではせいぜい15分~20分、長くても30分ぐらいで済ませられるでしょう。
つまりバッテリーもそれだけもてば十分で、短すぎるのは具合が悪いですが、あまり長すぎる必要はないのです。
バッテリーは性能が良くなったとはいえ、やはり電気を使い切った後にフル充電するのが理想で、あまり長すぎると途中充電になってしまうので、連続使用時間は30分程度でいいんじゃないかと思います。
ワンタッチスイッチ
コードレス掃除機にありがちなトリガー式スイッチ。
トリガーとはピストルの引き金を意味し、引き金式のスイッチのことをトリガースイッチといいます。
このスイッチは、引き金を引き続けなければ作動しない構造になっており、非常に疲れるのです。
一方ワンタッチスイッチとは、いちどボタンを押すとそのまま作動し続けるスイッチのことを言います。
トリガースイッチと比べ、スイッチを押し続ける必要がないわけです。
どちらがいいか言うまでもないでしょう。
コードレス掃除機を選ぶときに注意しなければならないことは、このスイッチがどのようなタイプのものか確かめる必要があるのです。
選ぶなら、ワンタッチスイッチ式のコードレス掃除機にしてください。
吸込仕事率について
掃除機の吸引力を測る指標に吸込仕事率なるものがあります。
これも立派なコードレス掃除機を選ぶための要素です。
そして吸込仕事率とは、掃除機の吸引力をW(ワット)の単位で表し、 風量と真空度を測定し、JIS規格に基づき計算された数値で、最大値(~最小値)を表示しています。
計算式は以下の通り。
吸込仕事率=0.01666×風量(立方メートル/min)×真空度(Pa)
しかしこの計算式に基づいて計算された吸込仕事率も、あくまで目安にしかすぎず、数値が低いからといって必ずしも吸引力が悪いというわけではありません。
それは、使用時の吸塵力は吸込仕事率以外に吸込具の種類・ゴミの溜まり具合や床材の違い等によって異なるからです。
よってあくまで参考程度にして選ぶのが賢明で、本当の吸引力を知りたいのならレビューを見ることをおすすめします。
実際に使った人の感想ほど確かなものはなく、吸引力(吸込仕事術)を知りたいならレビューを見ることです。
まとめ
コードレス掃除機を選ぶ際の比較要素について述べさせて頂きました。
参考になりましたでしょうか。
コードレス掃除機は種類がありすぎて、どれにするか迷うのは当然だと思います。
しかし以上の項目をチェックすれば比較的選びやすいのではないかと思います。
最後に上の条件をクリアしたコードレス掃除機を紹介し、このページを閉じたいと思います。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。