ダイヤが一番輝くブレスレットとは

ダイヤブレスレットと聞いて一番最初に思い出すのはテニスブレスレット。

ダイヤがライン状に並べられたブレスレットで、有名なテニスプレーヤーが身に付けていたことからその名がつけられたとか。

しかしこういったきらびやかなダイヤブレスレットがある反面、ティファニーのエルサ・ペレッティダイヤモンドのバイザヤードブレスレットのような一粒ダイヤだけをあしらったシンプルなダイヤブレスレットもあります。

どちらのダイヤブレスレットも素敵で甲乙つけがたく、選ぶにあたっては個人の好みによるところとなりますが、しかしダイヤがついている以上やはり輝いて欲しいものです。

ダイヤがついているのにあまり輝かないではダイヤブレスの意味をなさないですからね。

そこでこのページでは、ダイヤの数に関係なく、どのようなダイヤブレスレットなら一番輝くか見てみたいと思います。

ダイヤはなぜ輝く？

そもそもダイヤはなぜ輝くのか？

ダイヤが自ら光を発しないのは自明の理で、ダイヤは光の反射によって輝きを放ちます。

ダイヤ内に光が入射し、その光がダイヤ内で反射され再びダイヤ外へ放射される。

エクセレントカットされたダイヤが最も輝くのはこの原理によるものです。

つまり光の入射があってこそダイヤは輝くということになります。

ではダイヤが多くの光を反射するためにはどういった環境が必要か？

それはダイヤの周りを何もない状態にしてやれば入射する光が多くなり、自然と反射する光も多くなります。

つまりダイヤの露出度を高めてやれば入射する光が多くなり、輝きが増すことになります。

ではブレスレットにセッティングされているダイヤの露出度はどうでしょうか。

ブレスレットのダイヤの露出度を下げているのはダイヤを留めている爪です。

爪留めは4本爪が多く、ダイヤを留めるときは台座の上において爪留めが施されているためダイヤの裏面に関しては地金で覆われた状態です。

わずかに側面だけが爪の間の部分だけ露出しています。

しかし覆輪留めに関しては裏面はおろか、側面に至っても地金で覆われた格好です。

これでは露出度が高いとは言えず、ダイヤの輝きをダイヤの質（グレード）に依存せざるを得ない状況といえます。

しかしただ一つ、ダイヤの露出度が高いブレスレットがあります。

それがレーザーホールダイヤブレスレットです。

レーザーホールダイヤとはレーザーで直接ダイヤに穴をあけたダイヤモンドで、そのダイヤを使ったものをレーザーホールダイヤブレスレットといいます。

このレーザーホールダイヤのメリットは何かというと、ダイヤの露出度の高さです。

レーザーホールを利用してダイヤを留めていますので、光の入射を妨げる障害物はなく光は全方位から入射します。

ブレスレットの場合、身に付けているとブレスレットは手の動きに応じて腕の上を転がります。

その時ダイヤがひっくり返ることもあるでしょう。

爪留めや覆輪留めの場合ダイヤがひっくり返れば輝きが失われますが、レーザーホールダイヤの場合はひっくり返っても輝きが失われることはありません。

ダイヤの裏面も露出状態ですから輝きは失せないのです。

ダイヤの露出度からいって、最も輝くダイヤブレスレットはこのレーザーホールのものでしょう。

特にブレスレットの場合、手を動かすたびにブレスレットが腕の上をコロコロ転がりますから尚更です。

転がるたびに光を反射しますから、他の爪留めや覆輪留めのブレスレットに比べ格段に輝く存在となります。

ダイヤが一番輝くブレスレットについてお話しました。

一般にダイヤの輝きはダイヤの品質に依存しますが、しかしいくらExcellentカットされ透明度の高いダイヤであっても、ダイヤが裏を向いていれば輝きを失います。

ブレスレットの場合はダイヤが裏を向くケースが多いため、ダイヤの品質よりも露出度の方が輝きには重要になってくるのです。

いかがだったでしょうか。

参考になりましたでしょうか。

このページが皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、真に有難うございました。