一生もの一粒ダイヤネックレスを買う条件

無色透明のダイヤゆえ、どんな服装にも合わせやすいおしゃれアイテム

一粒ダイヤネックレス。

カジュアルにフォーマルに、はたまた普段使いにも使用でき、シンプルゆえ嫌味がなくどんなおしゃれにもマッチする。

清楚で気品よく、身に付けるだけで気分をも高揚させてくれる素敵なアクセサリー。

それが一粒ダイヤネックレスです。

そしてそんなおしゃれアイテムを、女性なら一つは持っておきたいと思うもの。

しかしいざ買うとなれと高額なだけに悩んでしまうのがこの手の商品。

ダイヤの大きさはどの程度がいいのか?

色は?

輝きは?

そしてどの程度で妥協すればいいのかなど、悩むことが多すぎる。

まして一生もののダイヤネックレスを買うとなるとさらに悩んでしまうでしょう。

このページでは、一生ものの一粒ダイヤネックレスを買う場合、どのような条件を満たせばいいか考えてみたいと思います。

ダイヤは大きさより輝き重視

一生もののダイヤネックレスだから、ダイヤの大きさは1カラットは欲しい。

一般に、ダイヤネックレスを購入する人はまずダイヤの大きさにこだわります。

しかしちょっと待ってください。

ダイヤの大きさは価格に比例し、大きなダイヤほど値段が高くなります。

そうなると、予算内に収めるためにはダイヤの輝きや美しさを落とすことにもなりかねません。

想像してみてください。

輝かない大きなダイヤのネックレスを。

ダイヤが大きいだけにネックレスは目立ちます。

そして輝きの劣りも同時に目立つのです。

これが許せますか?

身に付けるなら少しでも大きなダイヤをと思うのはわかりますが、肝心のダイヤの輝きを後回しにして大きさを重視するのは本末転倒ということになるのです。

ダイヤは輝きが命

ダイヤは何といっても輝きが命です。

輝いてこそダイヤといえ、輝きが劣るダイヤならジルコニアの方がましというものです。

そう、ダイヤを身に付けるなら輝きにこだわらなければなりません。

まして一生ものとなるとなおさらです。

そして次に大事なのは美しさです。

輝くダイヤは皆美しいと思っている方がいるようですが、ダイヤの輝きと美しさは別次元のもので、輝きの上にプラスアルファのものがあって美しくなるのです。

では美しく輝くダイヤの条件とは何か?

それを以下に説明させて頂きます。

クラリティについて

ダイヤモンドの価値を測る指標に4Cがあります。

4Cとは、カラット(重量)、カラー(色)、クラリティ(透明度)、カット(研磨・プロポーション)の頭文字をとってそう呼びます。

このなかのクラリティとはダイヤの透明度を表します。

そしてクラリティのランクはダイヤが輝くうえで重要な要素となります。

ダイヤは天然鉱物ゆえ、必ずインクルージョン(内包物)が存在します。

このインクルージョン(内包物)の存在がダイヤの透明度に影響を与えるのです。

クラリティは11段階に区分けされ、インクルージョンが少ない順にランク付けされます。

インクルージョンの全く存在しなし「FL(フローレス)」から始まり、量が増えるにしたがってIF、VVS1、VVS2、VS1と評価がつけられます。

ではダイヤが輝くのにあまり支障のないクラリティ(透明度)はどの程度かというと「SI」クラスです。

SIクラスというのは表からおわかりのように、肉眼で発見が困難な時につけられる評価で、それだけインクルージョンが微小ということです。

つまり光の透過にそれほど影響を与えないという程度です。

しかしその下のランクの「I」クラスになるとそうではありません。

Iクラスというのは、肉眼でも容易にインクルージョンが発見できるというもので、それだけインクルージョンの存在が大きく、光の透過を邪魔する存在なのです。

つまり光の透過の妨げはダイヤの輝きに影響しますから、Iクラスのダイヤモンドはあまり輝かないということになるのです。

言葉だけの説明ではわかりにくいと思いますので、実際に比較画像をご覧頂きます。

左がSIクラス、右がIクラスのダイヤです。

明らかに透明度の違いが見て取れるでしょう。

つまりダイヤが輝くためには、クラリティが少なくとも「SI」クラス必要なのです。

カットについて

次にカットについてお話しさせて頂きます。

ダイヤモンドの採掘時はすりガラスのようですが、それがカットによってあのような輝きを放つ石に変貌するのです。

そして最も輝くカット法をラウンドブリリアントカットといいますが、すべてのダイヤがこのカットを行うことによって輝くかというとそうではありません。

そこはやはり出来不出来というものがあり、素晴らしいカットがなされたものだけがより輝くダイヤへと変貌します。

以下のイラストをご覧ください。

矢印は光の反射のベクトルを表したものですが、Excellentカットされたダイヤに光が入射すると光はダイヤ内で反射され、それが再びダイヤ外へ放射されます。(イラスト左参照)

これを全反射といいます。

しかしダイヤのカットが深すぎたり浅すぎたりすると光は全反射せず、ダイヤの底部より漏れてしまい輝きが劣ることになるのです。

これがカットの出来如何による輝きの違いです。

ダイヤ内の光が全反射するためには、その理想となるプロポーションが存在し、それが以下の比率で構成されています。

ダイヤは、この構成比率に近くて研磨状態が良好なものから、Excellent、VeryGood、Good、Fair、Poorとランク付けされます。

ではダイヤが輝くためにはカットはどのランクのものがいいかというと、「Good」以上のダイヤです。

FairやPoorカットのダイヤはプロポーションに問題があり、輝くとは言えません。

よってダイヤが輝くためには、カットがGood以上のものにする必要があるのです。

つまりダイヤが輝くためにはクラリティ「SIクラス」以上、かつカット「Good」以上必要ということです。

これは、どちらか一つ欠けてもダイヤは輝きません。

両方相まって初めてダイヤは輝くということです。

美しいダイヤを求めるなら

ダイヤの輝きとクラリティ、カットの関係性についてはご理解頂けたと思います。

次にダイヤの美しさについてお話ししたいと思います。

実はダイヤの美しさは、ダイヤのカラーに大きく関係してくるのです。

カラーはダイヤの色を評価したもので、無色のダイヤほど高い価値が付けられます。

最近ではVery Light Brownなどのダイヤも販売されていますが、要は色のついたダイヤのことであり価値的に見れば無色のダイヤより劣っていることになります。

ダイヤはやはり無色のものが美しく、その理由はダイヤ内で起こるプリズム効果にあるのです。

プリズム効果を発揮する無色のダイヤ

太陽光を含む白色光はプリズムを通せば赤、橙、黄、緑、青、藍、紫と七色に分かれます。

これは色それぞれの波長が異なるため、屈折によって光が分散されるためです。

この現象がダイヤ内でも起こります。

ダイヤ内に光が入射すると、光の中にある波長の異なる色が屈折によって分散されます。

上質のダイヤモンドを覗き込むと、いろいろな色の光線が発見できます。
これはダイヤ内でプリズム効果が発揮されているからです。

無色のダイヤに光が入射すると、反射した光は変色されることなくありのままの光線を放ちます。

しかし色のついたダイヤモンドの場合、ダイヤのカラーの影響を受けてしまい、光線を変色させるのです。

これがダイヤの美しさに影響します。
ダイヤに美しさを求めるなら無色の方が望ましく、色のついたものは避けた方が無難です。

ではダイヤが美しく輝くためには、カラーがどのランクのものがいいかというと「H」以上のものが望ましいといえます。

同じ「ほとんど無色」に属しているG、H、I、Jですが、IとJはその下の「わずかな黄色」のランクに近いこともあり、やはり幾分黄色く見えます。

それゆえプリズム効果を発揮するのは「Hカラー」以上のダイヤといえ、美しいダイヤを求めるならこれ以上のものを選ぶ必要があります。

鑑定書付きのダイヤネックレスを選ぶ

以上を総括しますと、一生ものにするダイヤの条件とは、カラーが「H」以上、クラリティが「SIクラス」以上、カットが「Good」以上のものです。

これ未満のダイヤモンドは期待に添えるダイヤではありませんので無視した方が無難です。

そして求める条件は鑑定書付きのものです。

鑑別書ではなく鑑定書です。

鑑別書とは、その石が天然ダイヤモンドであることだけを証明した証書のことで、ダイヤモンドの品質を謳ったものではありません。

一方鑑定書とは、ダイヤの品質を謳ったもの、つまりカラット、カラー、クラリティ、カットの4Cを証明したものが記載されている証書を言います。

この鑑定書の付いたダイヤネックレスだけを選び出します。

しかしこの鑑定書。

どこが発行したものであるか確認する必要があるのです。

購入する前に・・・

鑑定結果は鑑定機関によってまちまち

ご存じでしょうか?

鑑定書を発行する鑑定機関にもいろいろあるということを。

よく商品ページに「第三者鑑定機関による証明書」と謳った文言が見られますが、問題はその第三者鑑定機関がどこか?ということです。

ダイヤの品質にピンからキリがあるように、第三者鑑定機関もピンからキリまであります。

つまりダイヤ鑑定に対して厳しい鑑定機関もあれば甘い機関もあるということです。

例えば、ダイヤのカラーがある機関では「D」と鑑定されていても厳しい鑑定機関にもっていくと「F」と鑑定されたり、クラリティ「VS1」の鑑定が「SI1」と鑑定されたりするわけです。

それゆえ鑑定書添付と謳われていても、それらすべてが同じ品質とは言えないわけです。

ではここで質問。

あなたはどちらの鑑定書が添付されたダイヤネックレスを選びますか?

甘い鑑定機関で鑑定されたものはたとえ上質と証明されても、色、輝きはそれほどではないかもしれません。

もちろん値段は相場より安く設定されている可能性もあり、安く買うことができるかもしれません。

しかしいくら安くても、ダイヤの命である輝きやカラーを二の次にしてそれを選ぶわけにはいかないでしょう。

やはり一生ものとして購入するなら、厳しい鑑定機関が鑑定した鑑定書付きダイヤネックレスを選ぶでしょう。

つまり購入する前には、鑑定書を発行している鑑定機関はどこかを確認する必要があるのです。

ではどこの鑑定機関の鑑定書なら信用できるのか?

中央宝石研究所の鑑定書なら安心

「中央宝石研究所」いわゆる「中宝研」の鑑定書なら間違いないでしょう。

業界でもトップクラスの鑑定機関で、鑑定においては最も厳しい基準で行われます。

この中央宝石研究所が発行した鑑定書が添付されたダイヤネックレスなら品質は保証されます。

上記の美しく輝く条件をクリアした一粒ダイヤネックレスなら、間違いなく期待通りの商品となるでしょう。

つまり一生ものの一粒ダイヤネックレスを購入するためには、この機関が鑑定した鑑定書が絶対必要なのです。

中央宝石研究所鑑定書付きの高品質ダイヤネックレス

以下に、中央宝石研究所発行の鑑定書が添付された一粒ダイヤネックレスをご紹介します。

すべてのダイヤ品質がHカラー以上、クラリティSIクラス以上、カットGood以上のネックレスばかりで、高品質に値するネックレスばかりです。

ご参考までにご覧ください。

最後に

一生ものの一粒ダイヤネックレスを買う条件についてお話ししました。

いかがだったでしょうか。

参考になりましたでしょうか。

このページが皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、真に有難うございました。

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