ラグは断熱、防音、床のキズ防止などの機能性のほかに、インテリア性が発揮できるという特性があります。
特に円形のラグは四角いラグに比べてインテイリア性が高く、使い方ひとつでお部屋をおしゃれに演出できるアイテムです。
しかしサイズは様々で、小さいものなら100cm、大きいものなら200cmのものがあり、その選び方は部屋の大きさや設置する家具の量によって異なってきます。
狭い部屋に大きな円形ラグを敷けば部屋全体が暑苦しく感じ、反対に大きな部屋に小さな円形ラグでは寂しく感じてしまいます。
また部屋が大きいからといって家具の量も考えずに大きな円形ラグを敷くと家具がラグを隠してしまい、せっかくの円形が円形でなくなり、インテリア性を半減させてしまいます。
それゆえ円形ラグを選ぶときは、部屋の大きさと家具の量を考えて慎重に選ぶ必要があります。
こちらのページでは、それぞれ異なったサイズの円形ラグを6畳間と8畳間に敷いた時、どのようなレイアウトになるか見て頂きたいと思います。
そしてその中でおすすめできる円形ラグをご紹介して参ります。
円形ラグ100cmの場合
円形ラグ100cmを6畳間、8畳間それぞれに敷いた時のイメージイラストです。
6畳間にはひとつ、8畳間には二つ敷いてみました。
非常にコンパクトな大きさゆえ、ワンポイントアクセントとしてのラグの特性を見事に発揮しています。
そして100cmの円形ラグの場合、少々家具が多くても家具がラグを隠すことはなく、円形の姿そのまま露出することができるので使い勝手はいいといえます。
そして8畳間に敷いたように2枚使うことによっておしゃれ感は倍増できるのもこのサイズのいいところで、部屋が大きければこういった使い方ができるのもこのサイズの特性です。
円形100cmラグ おすすめアイテム
円形ラグ140㎝の場合
140cmの円形ラグを6畳間、8畳間に敷いた時のイメージイラストです。
6畳間、8畳間ともいい感じで納まっているのがわかります。
家具の量にもさほど影響されない大きさで、部屋の中央に別空間を創出させるゾーニング効果も見事に発揮されています。
円形ラグにある様々なサイズの中で、この140~150cmサイズが一番きれいに部屋に納まり、6畳間、8畳間のレイアウトを見ても違和感なく納まっているのがわかります。
ソファーに座るもよし、ラグの上に座るもよし。
寛ぎを自由に楽しめ、部屋とラグとの大きさのバランスが絶妙ゆえ、程よい空間を創出し気分をリラックスさせてくれます。
140cmサイズのひとつのメリットといえるでしょう。
円形140cmラグ おすすめアイテム
円形150cmラグ おすすめアイテム
円形ラグ185㎝の場合
185㎝の円形ラグを6畳間、8畳間に敷いた時のイメージイラストです。
ラグが大きいため、部屋のかなりの面積がラグで占められています。
6畳間においては、この185cmの円形ラグが目一杯の大きさで、これ以上の大きいサイズのラグは6畳間には合わないといえます。
家具がイラストのように少なければいいですが、あれもこれもと家具を置いた場合、ラグの周りは家具でひしめき合い窮屈感は否めません。
それゆえ6畳間に敷く場合でも家具は少なくし、フローリングの露出とラグとのバランスを大切にして敷くのが望ましいといえます。
8畳間においても同様のことが言えます。
インテリア性の高い円形ラグは、極力その姿を家具で隠さないように配慮することが大切で、ラグとフローリングとのメリハリがおしゃれ感を生むことを忘れないようにしなければなりません。
円形185cmラグ おすすめアイテム
円形ラグ200㎝の場合
200㎝の円形ラグを8畳間に敷いた時のイメージイラストです。
6畳間では大きすぎ、とても納まるサイズではありません。
部屋の中央にダイナミックに敷くことで、お部屋をおしゃれに演出できるサイズです。
しかしこれも家具の量が関係しており、ラグの周りに家具が多すぎるとダイナミック感は薄れ、ただただ暑苦しく見えるだけです。
ラグを敷くときの重要なポイントは、フローリングの露出とラグとがバランスよく配置されることで、これが崩れると円形というインテリア性を損なうだけでなく、部屋全体が暑苦しく感じてしまうのです。
よって200㎝の円形ラグを敷くときは、8畳間以上の部屋で、しかも家具も余裕のある設置の仕方をしなければません。
円形200cmラグ おすすめアイテム
まとめ
円形ラグのサイズの選び方をまとめました。
参考になりましたでしょうか。
部屋のインテリア性を高める円形ラグ。
そのラグ選びに少しでも貢献出来たら幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。