肩ストレッチ

年齢も50歳になると肩の痛みに悩まされます。

ジャケットを着る時、肩が痛くて難儀した経験は誰でもお持ちでしょう。

私も一時は右肩が痛く、ジャケットを着る際に右腕を上げるのが辛かった経験があります。

ですが今ではストレッチのお蔭ですっかりよくなり、難なくジャケットを着ることができるようになりました。

今回は、私が行った、肩の痛みから解放されたストレッチ法をお話しします。

肩ストレッチ

まずは、誰もが知るシンプルな肩ストレッチをご説明します。

右腕が右耳につくように真上に挙げ、その状態から腕を曲げます。

そして左手を右肘にかけ、左に引きます。

号令をかけて20回、左手で右肘を引いて筋肉を伸ばします。

次に右手を左肩に置き、左手を右肘にかけて手前に引きます。

号令をかけて20回、左手を手前に引いて筋肉を伸ばします。

最後に右手を左脇に入れ、左手を同じように右肘にかけて左側に引きます。

これも号令をかけて20回、筋肉を丁寧に伸ばしていきます。

右肩のストレッチが終わったら、左手に交代し同じストレッチを繰り返します。

このストレッチは、片方の腕をもう片方の腕で引くストレッチですが、引く角度が違うため伸ばす筋肉がすべて異なるのです。

よって丁寧に筋肉を伸ばすことで肩の可動域が広がり、肩を軽くする効果があるのです。

肩甲骨ストレッチ

次に行うストレッチは、肩甲骨周りの筋肉をほぐすストレッチです。

人が行う動作は前が多く、後ろ手で何かをする動作はほとんどありません。

よって、肩甲骨周りの筋肉が使われることがほとんどなく、硬直して可動域が小さくなっている状態です。

それを解消するのが肩甲骨ストレッチです。

やり方はこうです。

手を後ろで組み、そのまま上体を前に倒します。

上体を前に倒す勢いを利用して、腕も前に倒します。
あまり勢いよくやるとスジを痛めてしまう可能性があるので、ゆっくり行います。

イチ、ニー、サンと号令をかけ、ゆっくりゆっくり体を倒しながら、腕も倒していきます。

20回ほどしたら今度は上体を立てて、そのままの姿勢から腕だけを上にあげます。

これも回数を決めて挙げていけばいいでしょう。
ちなみに私の場合は10回でした。

これが終わったら今度は、手首を返して、手のひらが外に向くようにします。

そして同じように上体を前に倒し、その勢いで腕も前に倒します。

こちらもゆっくりスジを痛めないように倒していきます。

そして20回ほど倒したら、前回と同じように上体を立てて腕だけを上げるように試みます。

ゆっくり10回ほど腕を上げて終了します。

このストレッチは最初はキツクてできないかもしれません。
しかし根気よく続けることで、肩甲骨周りの筋肉が柔らかくなり、難なくこなせるようになります。

壁を使った肩ストレッチ

これも肩甲骨のストレッチに属するのですが、同時に背筋を伸ばすストレッチにもなります。

やり方はこうです。

壁から50センチほど離れて立ち、手を上げて壁につきます。

その体勢から徐々に足を後ろに引いていき、腕だけで壁に凭れ掛かるような体勢を作ります。

肩、肩甲骨、背筋の筋肉が伸びます。

初めは体を揺すったりしないで、静止状態をキープし筋肉が伸びるのを待ちます。

慣れてきたら少し体を揺すって、さらに筋肉を伸ばします。

そしてこれが終わったら、今度は壁を背にして立ち、後ろ手を壁に当てます。

この体勢から腰を徐々に落としていき、肩、肩甲骨、背筋の筋肉を伸ばしていきます。

痛みを感じたらすぐに元に戻し、無理のない位置でストレッチを行ってください。

これも最初は体は揺すらず、静止した状態でのストレッチを試みてください。

まとめ

肩のストレッチについてまとめました。

参考になりましたでしょうか。

肩が痛いのはつらいものです。
肩が痛いだけで一日が不快になります。

私もそうでした。

しかしこれらのストレッチが功を奏して、今ではすっかり良くなりました。

このページが皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までお読み頂き、真に有難うございました。

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