連結ファミリーベッドの選び方

連結ファミリーベッドとは、ベッド同士を連結することで家族みんなが寝れるようにしたベッドのことを言います。

海外のベッドにはない発想で、日本独自の考え方から生まれたベッドです。

この連結ファミリーベッドには、たくさんのメリットがあり、これから結婚生活を始める人にはぜひ購入を考えて頂きたいと思います。

まずはこのページを読んでいただいて、連結ベッドの良さを知っていただきたいと思います。

連結ベッドのメリット

家族が一緒に寝れる

連結ベッドはその名の通りベッド同士を連結できますから、つなげば広いベッドが出来上がり、そこに家族みんなが一緒に寝ることができます。

実はこの家族が一緒に寝ることは、家族愛に非常に大きく関係してくるのです。

日本では子供が生まれると、夫婦が子供を挟んで川の字で寝る習慣がありました。
しかしベッドの普及でそれができなくなってしまいました。

ですがこの連結ベッドなら、日本が昔から行ってきた川の字で寝る習慣を取り戻すことができるのです。これにより子供は親の愛情を身近に感じ、より仲の良い親子関係を築くことができるのです。

家族とのコミュニケーションが図れる

ベッドは寝るためだけのものではありません。
そこはひとつのコミュニケーションの場であります。

家族一緒のベッドにいると、そこは憩いの場と化し
夫婦は仲良くなり、親は子供を愛おしく感じ、より親密感が増してきます。

一緒に寝るということは、家族が仲睦まじくなる最初の第一歩なのです。

相手の健康状態がわかる

一緒に寝ていると、相手の体調の変化にも気づくことができます。
子供の体温の変化や息づかいなど、身近でないと感じることができないことも一緒に寝ることでわかることがあります。

家族一緒に寝れる連結ベッドのメリットは機能的なハード面だけでなく、こういったソフト面でのメリットの方が多いのかもしれません。

マットレス間に隙間があかない

ベッド同士をくっつければ、通常フレームが邪魔をしてマットレス間に隙間が開きます。
しかし連結ベッドの場合はピッタリ密着しますので、隙間はあきません。

だからこそ、みんなで寝れるんですね。

ベッド同士がくっついて離れない

ベッドを並べただけでは振動でベッド間に隙間ができます。
しかし、しっかりベルトやネジでベッド同士を固定しますから、隙間は生じません。

連結ベッドのいいところです。

子供のプレイマット代わりになる

だだっ広いマットレスが敷かれていたら、子供はきっとはしゃぐでしょう。
トランポリンの上に乗ったような気分になり、跳ね上がり、大喜びするでしょう。

そうです。連結ベッドの上に敷かれたマットレスは子供の遊び場になるのです。

遊び疲れて眠ってしまっても心配はありません。
そこはベッドですから、上から何か掛けてやれば風邪をひくこともないでしょう。

ただ、ジュースやお菓子などをその場にもっていかないように注意さえすれば、連結ベッドはプレイマット代わりとして利用できるのです。

子供の成長とともにベッドを分割できる

家族で一緒に寝ていても、子供が大きくなったら独立し一人で寝るようになります。

そんな時このベッドは連結式ですから、子供のベッドを切り離し子供部屋にもっていくことができます。連結ベッドの最大のメリットですね。

新たにベッドを購入する必要もなく、お金の面でもやさしいベッドといえます。

連結ベッドのデメリット

連結ベッドのメリットを述べて参りましたが、デメリットももちろんあります。

しかし家族が仲睦まじくなれるのであれば、多少のデメリットは大したことではありません。
ですが、敢えてここではデメリットを述べさせて頂き、そういうこともあるということを知っておいて頂きたいと思います。

移動が大変

ベッド周りはとにかくホコリっぽくなります。
マットレスや掛布団から出るホコリは宙を舞い、ベッド周りに堆積します。

そこで毎日の掃除が必要なのですが、連結しているためベッドの移動が困難で、掃除が思うようにはかどりません。

また子供が大きくなって独立し、子供部屋に運ぶことになったときも大変です。
そのままの形で移動は困難ですから分解し、それを再び子供部屋で組み立てねばなりません。

こういったところがデメリットといえます。

風邪やインフルエンザがうつりやすい

家族一緒に寝ているため、一人が風邪をひくと周りに伝播しやすいといえます。

インフルエンザを子供が学校でもらってきた場合など、他の家族は気をつけねばなりません。

病人をベッドの端に寝かせるか、あるいは病人から離れて別に布団で寝るかして対処しなければならないでしょう。

場所をとる

なにしろ家族全員が寝れるベッドですから、スペース的にはかなりの広さが必要です。

6畳間に敷くとなると、ほとんどがベッドで占められてしまい、他の家財道具を置くスペースは限られてしまいます。

布団ならあげてしまえば問題ありませんが、なんせベッドは置きっぱなしですからそうはいきません。部屋がベッドでいっぱいいっぱいになります。

連結ベッドを置く場合は、寝室が別に必要になってきます。

こんな連結ベッドを選んではいけない

連結ベッドは小さな子供さんも寝れるよう、低床のベッドがほとんどです。

なんせ子供は元気ですから、寝相も寝返りも大人の比ではありません。
いつベッドから落ちるかわかりませんから、床面の低いローベッドが多いのです。

しかしそんなローベッドの中でも、こんなベッドは選ばない方がいいと思うものをお話しさせて頂きます。

フロアタイプの連結ベッド

フロアベッドをご存知ですか?
実は連結ベッドで多いのがこのフロアベッドです。

フロアベッドは構造がシンプルで、フレーム枠の中に床板を落とし込み、その上にマットレスを敷くという単純な構造です。

連結する場合は、連結側のサイドフレームを外して連結金具を取り付けて固定します。

このベッドにマットレスを敷くのですが、マットレスはこのフレーム枠の中に落とし込むような形になります。

そうすると、マットレスとフレームとの間に隙間が空くのです。
この隙間は非常に危険で、あやまって子供が足を挟んでしまった場合ケガをすることがあるのです。

子供がこのようなだだっ広いマットレスでじっとしているはずはありません。
必ず動き回りますから、ケガをする可能性は高いといえます。

こういうフロアタイプの連結ベッドは選ばない方がいいのです。
必ずケガをします。

選ぶとしたら、フレームと床板がフラットになったものを選ぶといいでしょう。

画像で詳しく説明しますと、左のフロアベッドはフラットタイプ、右のフロアベッドは通常タイプです。左のベッドの床板(すのこ)が、フレームの高さと同じなのがわかるでしょう。

こういうタイプの連結ベッドなら、フレームとマットレスの間に隙間が生じることもなく、子供が安全に過ごすことができます。

選ぶとしたらこのタイプがいいですね。

おすすめ!連結ファミリーベッド

連結ベッドのメリット・デメリットを縷々述べて参りましたが、いかがだったでしょうか。

家族みんなで寝るには、本来布団が一番いいのです。
しかし昨今畳部屋が少なくフローリングの部屋が多くなっているため、ベッドを買わなくてはならないという事情があります。

連結ベッドはこのような住宅事情を考慮して、家族みんなが一緒に寝れるように作られたベッドです。

次に、私がこれならOKと思える連結ベッドをご紹介します。
参考までにご覧ください。

子供も安全!フラットタイプの連結ファミリーベッド

家族の成長に合わせて広さが調整できるベッドで、子供さんが小さいうちは連結して使い、大きくなったら切り離して別々に使えるベッドです。

フロアベッドなのにフレームとマットレスとの間に隙間ができない構造になっており、そのため子供さんが足を挟む心配は全くありません。
それは、フレームの中にマットレスを入れる従来のフロアベッドとは違い、フレームの上に床板を敷き、その上にマットレスを置くような構造になっているからです。

汗っかきの子供さんでも湿気が留まることのないように、床板にすのこを使用しており、そのすのこも強度が保証されたLVL構造のものを使用しています。

シングル、セミダブル、ダブルのサイズがあり、これらを組み合わせれば幅広のベッドができあがり、最大282㎝のベッドができあがります。
フロアベッド『フラッコ』14,490円(税込)~

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする