いつするの?そのダイヤネックレス

ダイヤネックレスの定番といわれる一粒タイプのダイヤネックレス。

で、そのネックレスいつするの?

購入時、誰もが失敗しがちなのがこのいつするかを決めないで買ってしまうこと。

あまりにも漠然とした想いで購入してしまったら、あとになって後悔することになります。

ダイヤネックレスを身に着けるシーンは大きく分けて3つあります。

日常的に普段ほぼ毎日身に着けるケース。

カジュアル、ちょっとしたお出かけに身に着けるケース。

フォーマル、特別な日に特別なおしゃれをして出かけるケース。

この3パターンにおいても選び方は異なり、特にダイヤの大きさなどは選ぶときに注意が必要です。

たとえば大きいダイヤが好みだからと0.5ctクラスのものを普段使い用に買う。

しかし大きすぎるダイヤは周囲の目を惹くと同時に、別の意味で周囲が引いてしまいます。

それは普段のおしゃれとあまりにも乖離しているため、そのようなアクセサリーを身に着けると周囲は違和感を覚えるからです。

やはり普段使いなら普段使いに合った一粒ダイヤネックレスを選ぶべきです。

普段使いに合う一粒ダイヤネックレスとは

まずは大きさ選びですね。

どの大きさが普段使いに相応しいか見てみましょう。


0.1ct

0.2ct

0.3ct

0.4ct

0.5ct

0.6ct

0.7ct

0.8ct

0.9ct

1.0ct

0.1~1.0ctのダイヤネックレスの装着画像です。

どの程度が普段使いに相応しいでしょうか?

意見はそれぞれ違うでしょうが、普段使いなら0.2~0.3ctあたりが無難じゃないでしょうか。

0.1ctでは小さすぎるし、0.4ct以上になると存在感が増し嫌味に映ることもあるかもしれません。

それゆえこの程度の大きさが普段使いには適当といえるかもしれませんね。

このように、普段使いには普段使いに相応しいダイヤの大きさがあるわけです。

普段使い用のダイヤの美しさは?

次にダイヤの輝き、美しさについて考えましょう。

そりゃ美しいのがいいにきまっている。
そう思う人が大半でしょう。

確かにそう思うのはもっともな意見です。

しかし普段使いですからそこまでお金をかける必要があるでしょうか。

ダイヤは小粒でもグレード(品質)が上がれば当然値段が高くなります。

それに美しすぎるダイヤは目立ちます。

そうなると嫌みに映ることだってあるかもしれません。

だから適当なところで手を打つのが妥当かもしれません。

たとえば輝きがあるが色目をシャンパンカラーにするとか、色目は無色だが輝きを少し落とすとかです。

そうすると価格が安くなるからお金が余るし、その分ほかに回せるかもしれません。

こういった考えをもって普段使い用のダイヤを選ぶのもひとつかもしれませんね。

お金をかけないダイヤネックレス選び

普段使いのダイヤネックレスはお金をかけないようにすることが肝要です。

賭けるとしたらフォーマル用のものに賭けた方がいいでしょう。

普段使いはそこそこでいいのです。

ではどの程度のものを選べばいいか?

色を落として輝きだけがあるダイヤ、これが普段使いには一番です。

たとえばこれ。
ダイヤカラーはシャンパンカラーですが、透明感を示すクラリティはSIクラス、ダイヤ内の光の反射に影響のあるカットはGood。

これなら色目の派手さは抑えて輝きは十分というダイヤネックレスです。

ほかに、シャンパンカラーほどではないですがカラーがH、クラリティSIクラス、カットがGOODというダイヤネックレスもあります。

これならある程度の白さは確保でき、なおかつ輝きも十分あり、値段もそれほど高くないですから十分でしょう。

このように普段使いのダイヤネックレスにはあまりお金をかけず、かけるとしたらフォーマル用かカジュアル用に少しお金を奮発し、すこし上質なダイヤネックレスを選ぶのが賢明だと思うのですが、皆さまはいかがでしょう。

カジュアルとフォーマルは兼用で選ぶと効率的

カジュアルとフォーマル。

どちらも特別な装いでお出かけになる日のおしゃれ。

この際一緒に選べばいいのではないかと思います。

そのほうが余計なお金をかけず、一つのダイヤネックレスで両方のおしゃれができる。

ではどのような選び方をすればいいのか?

まずはダイヤの大きさから。

0.3~0.7ctあたりが適当

選ぶダイヤの大きさは年代によって異なります。

若い時は0.3ctあたりでもいいとしても壮年期や中年期においてはやはり世間的な見栄も手伝い、0.5~0.7ctあたりの大きさがいいのではないかと思えます。

ただダイヤネックレスのダイヤの場合顔に近いこともあり、顔の大きさ、首の太さも考慮に入れた選び方をした方がいいような気もします。

顔の大きな方、あるいは首の太い方が小さなダイヤを身に着けるとダイヤが貧弱に映り、せっかくのダイヤネックレスが貧相に映ることも考えられますので、そこは顔の大きさや首の太さと対比して選ぶのが賢明だと思います。

以下の画像は0.7ctのダイヤネックレスを身に着けたときのものですが、顔の大きさと首の太さにマッチしたものだといえますね。


このように、年代別にダイヤの大きさを選ぶのもいいのですがやはりおしゃれは見映えです。

見映えのいい大きさのダイヤを選ぶのが一番の選択方法ですね。

カジュアル・フォーマルなら美しく輝くダイヤの選択を

美しさを前面に押し出すダイヤこそ、カジュアル・フォーマルに相応しいダイヤネックレスだといえます。

ではダイヤの美しさとは何でしょう。

それは輝きとカラーです。

言うまでもなくダイヤは輝きが命です。

輝いてこそダイヤといえ、輝かないダイヤはダイヤの本領を発揮していない鉱石といえます。

それゆえ選ぶのは輝くダイヤ。

そして次に大事なのはダイヤのカラー。

カラーは輝きに直接は関係ないものの美しさに大いに関係してきます。

その理由はダイヤ用語であるファイアに関係しており、無色のダイヤほどこのファイアが大きく発揮されるのです。

ファイアとはいわゆるダイヤ内で起こるプリズム効果のことを指します。

プリズム効果を発揮する無色のダイヤ

太陽光を含む白色光はプリズムを通せば赤、橙、黄、緑、青、藍、紫と七色に分かれます。

これは色それぞれの波長が異なるため、屈折によって光が分散されるためです。

この現象がダイヤ内でも起こります。

ダイヤ内に光が入射すると、光の中にある波長の異なる色が屈折によって分散されます。

上質のダイヤモンドを覗き込むと、いろいろな色の光線が発見できます。
これはダイヤ内でプリズム効果がなされているからです。

無色のダイヤに光が入射すると、反射した光は変色されることなくありのままの光線を放ちます。

しかし色のついたダイヤモンドの場合、ダイヤのカラーの影響を受けてしまい、光線を変色させるのです。

これがダイヤの美しさに影響します。
ダイヤに美しさを求めるなら無色の方が望ましく、色のついたものは避けた方が無難というわけです。

ではダイヤが美しく輝くためには、カラーがどのランクのものがいいかというと「H」以上のものが望ましいといえます。

同じ「ほとんど無色」に属しているG、H、I、Jですが、IとJはその下の「わずかな黄色」のランクに近いこともあり、やはり幾分黄色く見えます。

それゆえプリズム効果を発揮するのは「Hカラー」以上のダイヤといえ、美しいダイヤを求めるならこれ以上のものを選ぶ必要があります。

カジュアル・フォーマルに相応しいダイヤネックレス

以上の条件を備えたダイヤネックレスをピックアップしました。

いずれもよく輝きなおかつファイア効果が発揮されるダイヤネックレスです。

少し値は張りますが、カジュアル・フォーマルに身に着けるネックレスとしてはこれくらいのダイヤネックレスが相応しいといえるでしょう。

リフォームがおすすめ

婚約時に頂いたエンゲージリング。

定番の立爪リングで、ダイヤは上質なものがセッティングされています。

しかしこの立爪リング。

ダイヤの部分がリングから突出しているため引っ掛かりがあり、あまり身に着けることがない。

それゆえ宝石箱の中に眠っているケースが多いのですが、考えてみれば実にもったいない話です。

これを思い切ってリフォームするのもひとつの手です。

美しさも輝きも十分なこのダイヤならフォーマルにうってつけのダイヤネックレスになるでしょう。

余った立爪リングの枠はプラチナなら多少のお金に換金できますし、リフォーム代の足しにもなります。

ネックレスに換えると身に着けていく機会も増えますし、宝石箱の中で眠らせておくこともなくなるわけです。

それに新たにダイヤネックレスを購入するよりもはるかに安上がりで、自分の好みのデザイン枠に換えることだってできます。

フォーマルのダイヤネックレス購入をお考えなら、こういったリフォームをするのもひとつの手です。

最後に

ダイヤネックレスの選び方について述べさせていただきました。

ダイヤネックレスの中で定番中の定番一粒ダイヤネックレス。

いつどこで、どんな場面でそれをするのか。

それをまず考えて、ダイヤの大きさ・品質等を選ぶのがいいと思います。

このページが少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、真に有難うございました。

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