結婚記念日や誕生日のプレゼントによく用いられるダイヤネックレス。
なかでもシンプルな装いで飽きのこないデザインから、一粒ダイヤが人気のようです。
しかし一粒ダイヤネックレスと一口に言っても種類は大きく分けて3タイプあり、ダイヤを6本爪で留めたものや覆輪留め、1点留めのタイプがあります。
どのタイプのものを選ぶかはそのネックレスを身につけるシーンによるところが大きく、たとえばカジュアルなら覆輪留めタイプのものを、フォーマルなら1点留めタイプのものをといったように、使うシーンによって選ぶケースが多いようです。
このページでは、6本爪留め、覆輪留め、1点留めのダイヤネックレスを比較し、それぞれどのような特徴があるのか見ていきたいと思います。
6本爪タイプ
まずは、一番オーソドックスな6本爪ダイヤネックレスから。
6本の爪でダイヤががっちり固定されており、ダイヤの前面だけでなく側面(ガードル)部分も露出しているため光が入射しやすい環境にあります。
ダイヤの輝きは光の反射によってなされるゆえ、ダイヤの露出の多さイコールダイヤの輝きになるため、6本爪のダイヤネックレスは、ダイヤが輝きやすい環境にあるといえます。
しかしダイヤの裏面は地金で覆われた形になっているため、裏面からの光の入射はほとんど期待できないといえます。
覆輪留めタイプ
次に覆輪留めのダイヤネックレスを見てみます。
覆輪留めは、地金がダイヤの周囲を覆うようにして留められたネックレスです。
それゆえダイヤの側面は地金で囲まれた状態ですから光は入射しない状態にあります。
そして裏面においても僅かな穴があるだけです。
しかしたとえあったとしても身につけた時塞がれてしまいますから、光の入射はないといえます。
つまり覆輪留めのダイヤネックレスの場合光の入射はダイヤの前面だけで、それ以外からの光の入射は見込めないということになります。
ダイヤの輝きは光の反射によるものですから、入射しにくい環境にある覆輪留めはダイヤが最も輝きにくい環境にあるといえます。
1点留めタイプ
最後に1点留めのダイヤネックレスを見てみましょう。
1点留めの場合、上下を挟むようにしてダイヤを留めてあります。
ダイヤ側面は爪の部分を除きすべて露出している状態で、さらにダイヤ裏面もキュレット(ダイヤ底部)部分を除いて露出した状態ですから、ダイヤ前面、側面、裏面から光が入ってきやすい環境下にあります。
ダイヤの輝きはダイヤの露出に比例しますから、1点留めは一番ダイヤが輝きやすい環境にあるということになります。
まとめ
一粒ダイヤネックレスの種類を比較してみました。
一番何が違うかというとダイヤの露出度の違いです。
ダイヤの露出度の違いはダイヤの輝きの違いを生みますから、そこのところを考えて選択する必要があります。
ダイヤの輝きを重視するならやはり1点留めのダイヤネックレスでしょう。
以下に、私が勧める1点留めのダイヤネックレスをご紹介し、このページを閉じたいと思います。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。