ファッションリングとして人気の高いエタニティリング。
このエタニティリングの中でも、小指にはめるエタニティリングのことをエタニティピンキーリングと呼びます。
通常リングをつける指といえば薬指か中指が一般的。
それが小指につけるとなるとどうでしょう。
リングというのは着ける指によって見え方が異なり、指の太さ、長さによってリングが華奢に見えたり太く見えたりするものです。
つまり小指などは短く、そして一番細い指ですから、通常のエタニティリングを選ぶようにはいかないのです。
やはり小指用のエタニティリングを選ばなければなりません。
このページでは、エタニティピンキーリングを選ぶ際の注意点、そしてその選び方を述べさせて頂きたいと思います。
ダイヤは何カラットが適当か
まずはダイヤのカラット数の問題です。
先述しましたように小指は指の中で一番華奢な指ですから、リングもそれにあったものでなくてはいけません。
仮に、小指に1カラットのダイヤリングを着けたとしたらどうでしょう。
ダイヤの大きさが指には不釣り合いで、不格好も甚だしいでしょう。
やはりそれ相応のカラット数があるのです。
大きさ的には0.1~0.3ctあたりが適当ではないでしょうか。
個人個人、小指の太さ、長さは違いますが、この中から選べば間違いは少ないでしょう。
爪留めかレール留めか
エタニティリングには爪留めとレール留めのものがあります。
そして爪留めの中でもフチありといって、爪が引っ掛からないようフチを設けたものもあります。
さてこの3つの中で、小指にはめるエタニティリングにはどれが相応しいでしょう。
私としてはフチありをおすすめします。
その理由は、まず第一に小指の位置に関係があります。
小指は手の一番外側にありますから、モノにあたりやすい環境にあります。
仮に爪留めのエタニティリングを小指に着けたとしましょう。
爪留めのエタニティリングはダイヤを爪だけで留めてありますから衝撃には弱い。
そんな衝撃に弱いエタニティリングを、一番モノにあたりやすい環境にある小指に着ければ、どうなるでしょう。
リングが傷つき、ダイヤが破壊されることも考えられます。
それゆえ、ピンキーリングには爪留めは相応しくないのです。
ピンキーリングに相応しのは、ダイヤをがっちりガードしたレール留めかフチありのどちらかがいいのです。
では私はなぜフチありをすすめるのか?
その理由はエタニティリングの外観にあります。
レール留め、フチあり比較
百聞は一見に如かず。
まず画像でその外観を比較してみましょう。
下の画像は、同じ0.3ctのエタニティリングです。
どこか違うかお分かりになるでしょうか。
レール留めとフチありは一見外観が似ていますが、レールの太さが違いますね。
レール留めのレールは太く、フチありのフチは細くなっています。
仮にこれを小指にはめればどうでしょう。
レール留めのレールが出しゃばりすぎているように見えませんか?
レールが目立ちすぎ、肝心のダイヤが隠れているように見えます。
これが薬指ならこうはならずダイヤの存在がわかるのですが、手の一番端に位置する小指に着けるとなるとどうしてもレールが目立ってしまうのです。
これでは本末転倒で、エタニティリングの良さがなくなってしまいます。
私がフチありをすすめるのにはこういう理由があるからです。
まあ異論もあるでしょうか、ひとつの意見としてお聞きください。
ダイヤの美しさにこだわる
次に決めるのがダイヤの質です。
このダイヤの質よってダイヤの輝きや美しさが決まってきます。
単刀直入に申し上げますと、ダイヤが美しく輝くためには、カラーがH以上でクラリティがSIクラス以上、そしてカットがGood以上あればOKです。
そのダイヤは美しく、そして輝くといえます。
しかしそれ未満では残念ながら美しいとも輝くともいえません。
ダイヤの輝きと美しさについてはこのブログで何回も説明していますので、ここでは割愛させて頂きます。
よってエタニティピンキーリングを選ぶとしたら、この条件をクリアしたものを選ぶことをおすすめします。
ただ私が調べたところ、楽天ではこの条件をクリアしたフチありのエタニティリングを見つけることはできませんでした。
ちなみに見つけたのは、Hカラー、SIクラスのフチありのエタニティリングで、カットの記載がないものです。
輝くとは言えませんが、無色透明の美しいダイヤといえます。
参考までにその商品を以下に掲載します。
まとめ
エタニティピンキーリングの選び方を解説しました。
参考になりましたでしょうか。
このページが皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、真に有難うございました。