ダイヤネックレスを普段使いしたい。
しかしダイヤネックレスはダイヤが輝くこともあって派手な印象を与え、普段使いにするにはちょっと躊躇してしまいがち。
確かに特別な場所だけにするダイヤネックレスを、普段、日常で使うとなると周囲が違和感を覚えるのは当然で、見せびらかしているといった印象を与えてしまう恐れもあります。
つまりダイヤネックレスを普段使いにするにはそういった周囲への配慮も必要で、どんなダイヤネックレスでも普段使いに向くとは言えないわけです。
ではどのような配慮が必要なのか?
それはひとつにダイヤの大きさ。
ダイヤが大きすぎるのも普段使いにはどうかと思います。
例えば1カラットのダイヤネックレスを普段身に着ける。
これ、周囲は引きませんか?
引きますよね。
普段何もつけていない方が、いきなり1カラットのダイヤネックレスを身に着けて現れる。
なに、なに、なに~と思いますよ。
どう見ても見せびらかしていると取られても仕方ありませんよね。
次に、ダイヤがあまりにも輝きすぎること。
ダイヤは輝きが命ですから、ダイヤが輝くのに越したことはありません。
しかしそれは時と場所によります。
おめでたい席や華やかな席でのダイヤであれば問題はありません。
しかし普段使いでのダイヤの場合、輝きすぎるというのもひとつの問題です。
あんまりにもキラッキラ輝くと、周囲はいいようにとってくれないかもしれません。
やはりこれも見せびらかしていると取られてしまう恐れがあり、少し輝きを抑えたダイヤの方が無難なような気がします。
ではどんなダイヤネックレスなら普段使いに合うか?
それはダイヤが小粒でフクリン留めのネックレスなら普段使いに合うと思います。
フクリン留めダイヤは輝きを抑える
通常ダイヤはリングにしろネックレスにしろ爪で留められています。
なぜ爪で留められているのかというとダイヤの露出度を上げるためです。
最近ではできるだけ爪を細くし、爪の数を減らしてダイヤの露出度を上げようとしています。
これはみなダイヤを輝かせるためです。
露出度の高いダイヤは光を浴びやすく、それだけ輝きます。
しかしフクリン留めのダイヤは違います。
敢えてダイヤの周囲を地金で隠し露出度を下げ、輝きを抑えています。
これがフクリン留めダイヤの特徴です。
これによって爪留めダイヤに見られるキラッキラ感は減少し、輝きを少し落とした控えめなダイヤに変貌するのです。
これなら周囲は違和感なくそのダイヤネックレスを受け入れ、あなたのトレードマーク的な存在としてそれを認知してくれるはずです。
ダイヤが小粒でフクリン留めのネックレス。
これこそが普段使いのダイヤネックレスに相応しいんじゃないかと思います。