こたつに合う座椅子の選び方とおすすめ6選!

寒い季節になると、こたつが恋しくなります。
冷えた足を温めるだけなのに、全身まで暖かくなり、気分までほっこりさせてくれます。

しかしこのこたつ、脚を入れた時の姿勢があまりよくないのです。
思い出してください、自分の姿勢を。
背中を丸めていませんか?

足を伸ばしての座姿勢ですから、どうしても背中がまるくなります。
これでは肩が凝りますね。

そこで便利なのが座椅子です。
上体を背もたれに預けられますから、背筋も伸びて、姿勢が良くなります。

ですが、こたつ用に座椅子を選ぶとき注意しなければならない点があります。
間違った選び方をすれば、あとで後悔することになります。

こちらのページでは、こたつ用に使う座椅子を選ぶのに、どのような点に注意しなければならないかを解説し、最後におすすめの座椅子を紹介してまいりたいと思います。

後悔しないこたつ用座椅子の選び方

こたつ用の座椅子を選ぶ前に、まずはご家庭にあるこたつの高さを知らなければなりません。
特に大事なのはテーブル下の長さです。

テーブル下の長さによって、選ぶべき座椅子の座面高が決まるからです。

こたつテーブルの高さに合った座椅子選び

こたつのテーブル下は、足が入れられるようにある程度の高さはあります。
しかし座椅子を敷いて座った場合、その長さは小さくなります。

もし仮に、こたつの高さを考慮せず座椅子を選んだらどうでしょう。
テーブルの高さは低く感じられ、しかも足を入れるこたつ下の空間は狭くなって、非常に不便に感じられることでしょう。

上の画像は、こたつテーブルに座椅子を敷いた時と何も敷かない時とを比べてものですが、座椅子を敷いた時のテーブルには継ぎ脚を足してテーブルの高さを上げています。

こうすることによって、座椅子を敷いてもテーブルの高さは人の目から見て、変わることなく使えることになるのです。

そして画像の中に「差尺」とありますが、これはテーブル面の高さと座面との距離のことをいっていて、この長さが食事をとるときの快不快に微妙に影響を与えるのです。

あなたはレストランに行って、テーブルが高くて食べにくいと感じたことはありませんか。
また逆に低すぎて、食べにくいと感じたことはありませんか。

食事の時のテーブルが高さは、微妙に人の気分を左右するのです。
統計学的にみて差尺が27~30cmであれば、人は不快を覚えず食事をとることができるといわれています。

これは、こたつテーブルでも同様のことが言えます。
座椅子を敷くことでテーブル面が低く感じ、食事のとき違和感を覚えることになるのです。

つまりこたつ用に座椅子を選ぶときは、こたつテーブルの高さをを調べ、それにあった座面高の座椅子を選ぶのが賢明だといえるのです。

但し、画像のこたつテーブルのように高さ調整ができるものならば問題ありません。



こたつへの出入りがしやすい回転式がおすすめ

座椅子を使わないときのこたつへの出入りは非常に簡単ですが、座椅子を敷くとなると、座るときは座椅子を引かなければなりませんし、出る時も同様、座椅子を引いて出なければなりません。

これって非常に面倒だとは思いませんか。
そこでおすすめなのが、回転式の座椅子です。

座るときも立つときも同様、座椅子を回転させて行うことができます。
座椅子をわざわざ引く必要はありません。

こたつに使う座椅子は、回転式のものが便利です。

座面の広い座椅子がおすすめ

こたつに座っていて、ずっと同じ姿勢でいるということはまずないでしょう。
足を伸ばしたままでは疲れますから、時々足を曲げたりあぐらをかいたりして筋肉をほぐします。

しかし座面の狭い座椅子となるとそれができません。
特に肘掛けが付いた座椅子では、肘掛けが邪魔をして、あぐらをかけないこともあります。
これでは男性の方は非常に窮屈に感じてしまいます。

座椅子に座っていて窮屈に感じることのないように、座面の広い座椅子がいいのです。



跳ね上げ式のひじ掛け座椅子がおすすめ

肘掛けは非常に便利なツールです。
腕を肘掛けに預けることによって、肩を休ませる働きがあるばかりでなく、立ち座りの手すりとしても使えますから、なくてはならないものです。

しかし肘掛けが付いているため座面が非常に狭くなり、上記項目にあったあぐらがかけなくなるというデメリットもあるのです。

そこでおすすめなのが、跳ね上げ式のひじ掛けが付いた座椅子です。
跳ね上げ式とは、肘掛けが必要な時はおろしてそれを使い、不必要な時は跳ね上げられるというもので、これならば肘掛け・手すりとして使うときは降ろし、座姿勢を変えて座面を広く使いたいときは、上げることができます。

こたつ用座椅子には、この跳ね上げ式ひじ掛けが付いたものがおすすめです。

肘掛けなしの回転座椅子もおすすめ

肘掛け付きの座椅子は、立ち座りのとき非常に便利な機能ですが、敢えて必要としない方には、いっそのこと無しの座椅子の方が窮屈感を覚えないでいいかもしれません。

座面も広く取れ、あぐらも自由に組むこともでき、なにより座椅子の値段が安く済むというメリットがあります。

座椅子を安く購入したい人には、肘掛けなしの回転座椅子もおすすめです。

こたつに合うおすすめ座椅子

こたつ座椅子の選び方は、以上の点に留意して行うと間違いはないでしょう。
あと、リクライニング機能が付いたものがありますが、必要に応じてお選びください。

以下におすすめの座椅子をご紹介しますので、参考にしてください。

肘掛けなし回転座椅子

360度回転する座椅子です。
肘掛け無しだから窮屈感を覚えず、座面を広く使えます。

お値段が安いのが最大のメリットです。

スーパーソフトレザー座椅子『蓮』

跳ね上げ式ひじ掛けで、座面幅55cm、奥行き46cmのワイドな座面
座面高は15.5cmで、立ち座りがラクな高さ。

360度回転式で13段階のリクライニング機能付き
手元のレバーで角度調整は自由自在。

肌触りの良いスーパーソフトレザーを使用し、座面の素材は柔らかいウレタンとへたりにくいチップウレタンを使用。
熟練の職人が丁寧に作り上げた安心の日本製品。

これぞおすすめする第一の座椅子。
座椅子選びで注意すべき点がもうひとつ。
それはクッションに使われているウレタンの質です。

ウレタンは経年とともに必ずへたってきます。
その期間は構造によってまちまちで、一般のウレタンだけを使ったものなら、そのへたりは早く訪れます。

しかしこの座椅子の座面に使われているウレタンは、一般のウレタンのほかにウレタンチップが圧縮されたものを使用しているため、耐久性があり、へたりにくい構造になっています。

腰をいたわる回転座椅子

座面幅45cm、奥行き42cm、座面高17~22cm
肘掛けが跳ね上げ式で、手元レバーで13段階のリクライニングが可能
回転式だから、こたつからの出入りも簡単

クッションは低反発ウレタンと通常のウレタンの二重構造でへたりにくい
腰をやさしくいたわる背もたれ構造

座椅子には腰痛が付き物です。
長時間座ると腰痛になる危険性があります。

しかしそれは骨盤の傾きによるもので、骨盤を立たせてやれば腰痛にはなりにくくなります。

この座椅子の背もたれは、イラストのように腰部のあたりにふくらみを持たせており、そのため座ったときに腰が押し出される格好になり、骨盤が立った状態をキープできるような構造になっているのです。

そのため座椅子にありがちな腰痛にはなりにくい座椅子といえます。





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